神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

2020-01-01から1年間の記事一覧

大谷司完翁 説話 ㉓

・如何なる手柄をたてようとも、それは自分がしたのではない、と言う事を悟れと強くさとす。 ・己れのやり方ではアカンと自覚するだけ、改まって来てるのや。 ・一切は、神徳に依って与えあれ成って行くものである。徳さえ付いたら、一人手にものは与えられ…

大谷司完翁 説話 ㉒

・祝詞は最後の武器である。 ・言霊の妙用。言葉は消えるが言霊は伝わる。天地間はそうした一大摂理がある。幾多の体験実例を通して確信する。大いにやって体験を積むべきである。だから貧乏さしたり、色々苦労さしたりするのはちゃんと次の用意をして、祈り…

大谷司完翁 説話 ㉑

・神様が申されるに「皆モヒ患者や」という。注射が要る。教えの取次や躾するにおいては公平である誰彼の差別はない。他人の子も吾が子も、他人の妻も吾が妻も、同一の心とする普遍愛がなくてはならぬ。偏愛ではいかん。 ・色々な人、様々な事、これが又一面…

大谷司完翁 説話 ⑳

・徳なき者は外分工作してもあかん。恐ろしい理なり。 ・夫婦は一心一体。男は智恵・女は愛情。因縁がなくてはならん。 ・穢れ・・・気が枯れること、しなびること。 ・罪・・・包み隠すこと。悩むこと。 ・現界にては現界の道を正しく踏むこと。 ・私は弱い…

大谷司完翁 説話 ⑲

・天の時と共に、地の利と共に。一番の根本は人の和である。先ず己を改めぬくとこが先決である。根本問題である。 ・神道、仏教、耶蘇教を見よ。何千年すぎて形だけ大きくなって、天国も浄土となり、教祖の在命中はまず盛んである。しかしその後に神人出ぬか…

大谷司完翁 説話 ⑱

・大乗は善悪一如。しかし色々思い返して心病む。人が色々していると心苦しむ。そこで小乗行をやらしめる。「ナニ!」と突破できたらよれでよい。気に病むから罪になる。宗教は多分にその傾向がある。阿呆がサラサラ、スイスイ事をを処せる唯一の良道である…

大谷司完翁 説話 ⑰

・純理のみ振り回すと。行き詰まる。矛盾を勇敢に呑み込み突破してゆく大器がほしい。 ・因縁という事をよく悟ると、小信心ではあかん。恥ずかしい事になる。 ・霊的浄化。内心を浄める。高めること。あたり前の善人ではあかん。そんなのは世の中に沢山ある…

大谷司完翁 説話 ⑯

・何事も八分目本位に処せ。その現れ方は一見消極的に見えるけれど、これが霊的積極主義である。 ・親子の間を通して神の愛をたやすく掴めるが、それは片寄愛になり易い。自分の子、と言うのが一つの執らわれである。 ・神の道はよく理解し会得すると共に、…

大谷司完翁 説話 ⑮

・鬼子母神は子供を喰うと言う。子供とは信者の事である。 ・信心するのは当たり前の事である。 ・良い事をするのも当たり前のことである。 ・飛ぶ夢は心の軽さを言う。追いかけられたり飛び降りたりするのはあまり良くない。 ・霊界、霊魂の世界を知らずし…

大谷司完翁 説話 ⑭

・人の心一遍に直るものではない。心していたらそれを喜ばれる。 ・話のみを聞いて沈滞してしまってる人が多い。 ・人は一人ではない。副守護神、正守護神、本守護神三人から五人はいる。 ・名前は人生に影響する。 ・神がこの者を使おうとする時、中々吾れ…

大谷司完翁 説話 ⑬

・釣鐘(神)・綱(道)・木(人) ・人は神によって生きている絶対力である。神懸りに就いても、少し誇っていると神は「お前がかかっているのかへ」と皮肉を言われる。「俺が」と言う我を取るため、寸分も許されない、神の導きである。霊的によく精進しなく…

大谷司完翁 説話 ⑫

・霊的とは、心の中に神を見てゆく行。この事を知らざれば、何年信仰してもあかん。人をよく見るとは、この人の心の中に神を見てゆく行。心の中に真を見ることである。斯くして行くと、何処へ行ってもお蔭はある。人の本心が神。地上をおいて天国はなし。心…

大谷司完翁 説話 ⑪

・皇道経済とは議論に非ず。徳に集まる、これである。 ・言うに言えなく、何時の間にか、そうなぅったと言う一つの理がある。これ惟神の摂理、絶対のお守りである。 ・光ある処お蔭あり、お蔭はいつもついているものである。 ・神の世界は良きことのみである…

大谷司完翁 説話 ⑩

・神様の道、順序を踏み情熱で答えよ。 ・金銭の扱い、今の世の中厳重にせねばならん。神は実にはっきり扱われる。 ・泣く程感心しても、緊張は三時間か三日で後は又々同じ。決意と自覚と行いも無い様では、道を極めることは出来ない。 ・毎日の生活のままが…

大谷司完翁 説話 ⑨

・運命には一つの同期律がある。三年三年ひと切りとなっている。 ・十年して不退転の信を得、二十年にして大歓喜の信を得る。 ・神国に生まれさして頂いたと言うことを自覚するだけで救われている。 ・神界の建物は荘厳であり、荘厳は人格を現す。全てが生々…

大谷司完翁 説話 ⑧

・分相応にて文化生活をすべし。神人なり。しみったれるな。 ・日本人に迷悟なし。日本魂そのもの。たくましく強し。思うがままに執らわれなくやり抜くこと。 ・永遠の生命(本守護神)を知って全て処せ。失敗も又美しい事になってゆく。 ・神が上より実に細…

大谷司完翁 説話 ⑦

・信仰生活とは文化生活をして、道徳生活をなし。然るのち霊的生活に入るべき道である。 ・日本は徳主法従の国。徳さえあればすべて如意なし。 ・宗教人を越えて、人間的に見てゆけ。どんな人も行いなしに偉くはなれぬ。 ・メグリとは知恵のない事。徳さえあ…

大谷司完翁 説話 ⑥

・執われが病の元である。度胸でなせ。 ・神界とは尊き方の念界である。 ・霊と言っても心の表現である。 ・意思の透見を予言という。 ・人の思いは種々複雑化する。それを丁寧に解きほぐす人は即ち救い主である。 ・有難いでも、良くなった事を有難いと言う…

大谷司完翁 説話 ⑤

・人を虐めるな。人の想いは恐ろしい。我身であったらどうじゃ。 ・心一つで犬と猿と仲良く芝居する。 ・とにかく大舞台を望め。大きな船に大きな人を一遍に救う道を行け。 ・霊がすべての根本であり、光である。 ・大きな心で小さな行をなし、内分本位の生…

大谷司完翁 説話 ④

・執われないこと。自分にも人にも客観的に扱い処すことである。 ・本守護神は神より来るものである。本守護神の言う通りに成ろうとして悩みが生じるものである。然しこれは正しい悩みである。こうした心の悩みの時に、自他に執らわれて自卑したり、悲観した…

大谷司完翁 説話 ③

・良い言葉のみ使え。本心に反して使うな。 ・生きて生きて生き抜いて、使命を思う存分はたさせて頂きたい、の一念で処せ。その処位に献身に働くぞという心を持って。 ・何も至りません。至りませんと一つ一つ黙々とやる。心して行く。 お詫びしつつお詫びし…

大谷司完翁 説話 ②

・処世に溺れてはならない。生活はあくまでも手段である。 ・お詫びする心、それは優しい心を練らせるのである。霊光とはこの心なり。優しい光の事。 ・メグリとは心の癖。神が取らない限りとれぬ。 ・生々としてやり抜け。本心の囁きに答えよ。 ・すべて石…

大谷司完翁 説話 ①

・恨みはすべて己に帰る。 ・現世的に全てを取り上げられた時、初めて神の声を聞き、一つ一つ神の計らいで生活していけるようになった。心常に淡々として、何となく安らかに楽しい。 ・真の神の世は鳥も寄ってくる。色々苦労するが、しっかり切り抜ける事。 …

大谷司完 伝 ー後記ー

司完師は御他界になる一年前程より、あたかも自分のこの世の終わりが近づいているがごとくの話をそれとなく話されている。「これから先にどの様に驚く様な事が起こって来たとしてもケッシテ心を乱してはいけない。その様な事は、それぞれ御魂相応に解してお…

大谷司完 伝 ー道場設立2ー

伊勢の小泉太志氏夫妻の司完師への訪問がされます。琵琶湖でフグが捕れたと言うニュースが新聞に掲載されました。淡水の湖にて海水魚のフグが捕れたことで珍しい事なので、小泉氏はその謎を解いたのでした。フグと言う事は福に通じ、琵琶湖即ち滋賀県に福の…

大谷司完 伝 ー道場設立1ー

大谷家と隣接する土地を購入され「ことしろ舎道場」を設立されます。昭和四十二年の三月末日に神様の鎮座祭が行われ、翌四月一日より道場の営業をされる様になっていたのです。この道の「ことしろ舎本部」と言う看板を併設して「青年研修会」の看板も設けら…

大谷司完 伝 ー大津時代2ー

昭和三十二年出された『天使の声』は一巻から五巻のものでありました。言わゆるガリ版で書かれたものでありました。学校の先生をしていた若岡寛氏にガリ版の経験があるので若岡氏に字体で出版されたのでした。 続いて、一巻から三巻までのものにまとめられて…

大谷司完 伝 ー大津時代ー

大津市の居宅を見られた司完師は、大変気に入って神様に諏訪湖でなく琵琶湖ではいけませんかと伺われます。「琵琶湖の側でよろしい」と許されるのでした。 司完師は終戦後間もなく二ツの会社を立ち上げられます。一ツは朝日鋳造所と言う鋳物工場と、もう一ツ…

大谷司完 伝 ー新しい旅立ち5ー

長らく独身生活をされていた司完師に対して神様の方から「荷車は片輪では荷物は運べん」・・・即ち新たに神様から持たされる荷物(ご神業に仕える為の大役という責任)には独身では仕えられんぞ、と謎で教えられるのでした。 妻を娶って助けてもらえと申され…

大谷司完 伝 ー新しい旅立ち4ー

しかし、この様な親心を持って接して下される神様も、反抗する事に対しては厳しく対応されるのです。 司完師は、神様と約束されている霊界見聞や神様からのお諭しを記録しておくと言う事に反して、数日間書かれなかった事がありました。 ある日、大阪の笹岡…