神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完 伝 ー大津時代ー

大津市の居宅を見られた司完師は、大変気に入って神様に諏訪湖でなく琵琶湖ではいけませんかと伺われます。「琵琶湖の側でよろしい」と許されるのでした。

司完師は終戦後間もなく二ツの会社を立ち上げられます。一ツは朝日鋳造所と言う鋳物工場と、もう一ツは協立農薬と言う農薬の会社でした。

司完師自身の事業力としての手腕を如何程に発揮出来るのかと言うこころみでもあり、信仰者による信仰者の為の会社であり、信仰者達が戦後の生活苦から守られる為のものでありました。

昭和二十二年、五十四歳の時、赤川ハツ(後に真砂子と改名される、ハツ三十七歳)と再婚される。

昭和三十二年節分の御示しがあり、「予てその方に知得せしめたる、霊界修業の記録に基づき、差支えなき限りに於いて、発表致すようこの度神界よりお許しありたれば、直ちにその準備にとりかかるがよい」と三十六年目(霊界への出入りを許されてから)に初めて発表のお許しを頂いたのである。

『天使の声』は、大谷司完著となっていますが、当人の言葉に依れば「天使の声は私の著としていますが、この本はまったく神の御意志の儘に私が代弁して書かせて頂いたものであって、私の人間的な表現のものは神様から、止められているものとなっているのです」と一切が神様が校正されていることを語られています。

『天使の声』は「神の声」です。日本の真実の神様が私の精霊を通じて伝えられたものです。言うなれば文字となった神様と言えるものです。ゆえに神書と言っています。