神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 117

・自分自身の信仰を如何にまとめるかと言うこととは、大変難しい。

・本当の良い事を皆求めているのであるが、それは中々一辺に行かん。その為に皆苦労しているのであるから、あまりコセコセしない方が良い。

・神様のお心は何年たっても同じであるが、人間の心がせまいものであるから、神様の教えが変わった様に思うのである。

・神様は人間に出来るだけ、ものの道理や味わいをさせて育てて下さるものである。

・私は人を集め自分の意見を言う為にやって来たが、これで生活しよう等とチットも思わなかったのは幸いであった。

・同じやり方でも、まとめにくいものを作らず、自分の甲斐性に合った様にまとめることからやるとよい。

・慎むべきことは、自分で分ける様になるになるには、八十歳位にならんと分からん。

・どんな人にでも自由を束縛出来んが、大失敗をさせない様に守り、本物になる様にやっているのである。

・あまり難しい事を言わず、気楽な中に、正直なことをやってもらっておればよろしい。

・あまり堅苦しい事をやり過ぎると人は寄り付かないから、しばられない様にやっていた方がよい。

・信仰者の頭数を言うのではなく、その人が偉くなって下さったらよい。

・神様は人間の横着をお許し下さって、黙って人の思う様におさしになって居られるのである。善いことは成るべく勇気を出してやって見るとよい。例え間違ったことであっても誠でやって居れば、神様の方で具合よく、帳尻を合わして下さるものである。

大谷司完師説話集 116

・私はお坊さんとも仲良くしているが、何かこだわった様なやり方をして殻を破れず、自分で自分の小さい事を認めている人がある。

・自分で自分のやり易いものを早く採り入れること。

・信仰者の家庭状況なども調べて、その中から信仰の在り方を勉強すること。

・人の心の働きをまとめて掴む事が信仰のコツである。これを掴めないと相手を自由に使えず、がっちりした信仰者を作ることは出来ない。

・現世に現れた事を霊的に見て勉強するとよい。

・自分の家内の気持ちも分からん様ではまずい。

・人間の体の動きを見、心の動きを見て何を考えているかと言う事を勉強すること。

・霊的とは人の心の動きを掴む事であるから、これを自由に出来る様になれば、大変力が出て来るのである。

・霊的なこと、人の心も分からんのに、人に命令等せん方がよい。うっかりやっていると恥をかく。

・先祖の中には、子孫のことを守る人は中々居ない。子孫に反抗する人の方が多いから、子孫の信仰力による言葉の力で言うことをきかすのである。

・信念力にものをやる練習をし、自分の力をたくらえ又、自分の力を調べておく必要がある。道理を言うより信念力を持った方がよい。

・教団が味よう発展するのは信念力がないといかん。

・同じ神様を祈るに届かすには非常な信念力が必要である。偉い神様程遠くに居られるから、強く祈らないと届かない。

・自分の家族でも信念力がないとまとまらない。

・お祈りは自分の信念力を強くすることにあるから、大意にやらなければいけない。始めは神様にであるが、しまいには人間にも通じ自由に動かす事も出来る念力を持つとよい。

・教団だからと言って人を縛らず、いらん事を言わず、良い事言って上げる。そして、その人が立派になって頂く為に骨を折るのである。

・来て下された方の意志を尊重し、ゴチャゴチャ言わないで、その人がセイゼイ良い事が出来る様にして上げるのが一番良いのである。

・ここでは成るべく、人のやる事は邪魔しない様にして、自由にやらす様にした方が返って良いのである。

・人間が修業する道中には色々ある。最初から終わりまでには色々あるが、結局人間のやる事をやらん事には、本当のものは掴めんものであるから、本当に神様が好きになる様させるには、自由を奪ってはいかんのである。

大谷司完師説話集 115

・他所の事をやっていると。自分の発展が手遅れするのである。

・ここで真理を習ったら、ここにこだわることはない。遠慮せずにどんどん自分のものを出す様にすること。

・人を助ける為、自分の命を落とす様な人は、信仰を知らなくても、大変良いのである。

・神の前に来なくても、影で良い事をしている人は霊徳が積めて良い。こう言う人は良い方がお付きになられている。

・人間として日本の国に生まれた人は、言わず語らず信仰の世界に入られている。

・日本人は生まれながらにして、信仰力はあるが、時々その心が萎える事があるから、こう言う処で時々力添えする様になっているのである。こう言う国柄は日本しかない。

・教団等は、へたな事を言っていると、参られた方の方が偉いので、恥をかいている場合がある。

・教団の宗旨、宗派に囚われず、良い処取りして、自分が向上すればよい。

・ここで言う事が何から何迄善い事を言っているのではない。来られた方とお互いに相談し合って、少しでも善いにすればよいのである。

・教団でも他の教団を悪く言う様な口の悪い人の居る処はあまりよろしくない。来られた人にも色々教えてもらうやり方で、人を立てて行かんといかん。他の教えの良い処は取り入れるだけの心の巾が必要である。

・他の教えの良いものを頂いて、こんどは、ここの神様に申し上げ、よくこなして、よりよいものにして取り入れるのである。

・私の方でも信仰者は早く立派になって頂いて、一つ処に囚われぬ巾の広いものになって頂くとよい。

・信仰を求めて来られた人が、霊的に如何様な知識を持っているか、如何様に理解されているか、一番先に調べるのである。人間のやっている信仰の良し悪しは、正しい霊的知識がどれだけあるかと言うことにある。

・私は早くから大本教へ行って修業させられたので、良い事も悪い事も習っているので、これの良い処を取り入れて巾の広いものをやっている。

・一つ処に凝り固まっているのは悪い事ではないが、心理面で損をする。

・信仰者を大切にしすぎて、その人の自由をも奪うやり方はまづい。

・ここに居て下さる以上は、ここが気に入って居られると思い、又ここから出て行かれた場合は邪魔をせず自由にさせて置くのである。だからここでは枠にはめない様にしている。

大谷司完師説話集 114

・日本の国にはまことの道がある。国土の大神様は各地に居られるから一貫したものがある。神様にも町長、村長、区長に似た神様があるのである。

・邪霊にやられることなく、真心でものが出来る様なものが一番よろしい。

・自分の持って生まれたものを、善い教えにひっかけて誠でやっていたら、自然と上位のお方がお守り下さるのである。

・善い神様が付かないと、中途で居り別れてしまう。

・国土の神に好かれる人間にならんといかん。初め産土神様に信用がないといかん。自分達の住む処を先ず善い処にし、段々広げて行くのである。

・広範囲の働きの出来る様になるには、何宗何派ではいかん。

・こちらの在り方を大きくしなければいかん。神の道は一つであるが、人間の心が小さい為に争うのである。

・各土地の国土の神にお気に入らないと、霊界で、ゴミ溜めの様な処へやられるのである。本当の日本人として生きる道をしらないと、ゴミ溜めに行くのである。

・日本国民で天皇様を嫌がる人が居るが、何処に住むのかと思う。

・国家的に見ても、まだ本当のものを知らないから、天災が起きて来るのである。

・こだわりの無い教えを求めるのが第一歩である。大きなものでないと窮屈である。おだやかにして置いて、中にどうしてもやらなければいけないものを教える。

・大谷司完にも囚われた様な事を言わない様にすること。あまり度が過ぎると神様に叱られるのである。

・何事も程々にした方がよい。本部で働かないといかん様に囚われてもいかん。

・ことしろ舎の為に働くのではない。自分の誠心を出す為に働くのである。その内に大きなものが出て来る。

・あまりことしろ舎を言い過ぎない様に、段々自分の誠の行いが出来る様に考え、その人に相応したもの少しづつ作り上げ、終いには大きなものを引き付いてもらいたい。教団を作る位の人が出来るとよい。自分の一派を作るだけの気構えが必要である。これはこだわりがあって出来ない。良い事の為には少々横着気があって上司にでも意見する様な気構えがいるのである。

・筋の通った事を自分で見付けて、どんどんやるだけの勇気が必要である。

・信仰していて敵が出来るのは巾がせまい。何宗があかんと言えない。

・日本人であれば、ワザワザ外国から神や仏を持って来なくても、日本の神の道がある。

大谷司完師説話集 113

・十やった中で、一つや二つ本当の事をさせて頂くのが精一杯なのである。

・夫婦の仲でも我れ良しがたまっているので今の間にちょっと取っておかんといかん。

・我れ悪しをやる心掛けが必要である。

・神様の処へ出て来ても、お祈り一つに嗅味がある。小さな事でも良い事をすること。ありの儘の心で偽善をしないことが大切。

・良い事をしたらと思っていても表裏がありすぎて、割引のしどうしである。表面は立派でも中味が悪くてはしょうがない。

・人間いきている以上は中々清らかなものは作れんが、出来るだけ心掛けていると少しづつ人に分からん様に良い事が出来て、心が清まるのである。人に見てもらいたい様ではいかん。自分でも知らずに出来るものではないといかん。

・良い事はごく小さいものである。大きな事を望むとケガをする。

・人の目の前でよい事をしてみせるのは悪い事ではないが、あまり霊界では通用しない。

・神様を尊ぶことが第一である。一回二回と数多くお参りしないと立派にならない。話す人間より、行う人間にならないと徳が付かない。自分の損になる事でもやっていると、霊界では徳になる。初めは分からんが、段々神様が有り難くなって、自然に善い事が出来るとよい。

・教団できれいな事ばかり言っていても立ち行かない。金も無理に出させるのでなく、喜んで一人出す方法を教えなければいけない。一番嫌な事を教えるのは難しい。言いにくいことであるが、人を納得させて奉仕させる人は苦労は多いし悪く言われるが、これをさせるのも中々よい御用である。

・善い事をする人の為には、金をだして上げ応援することはよろしい。特にまことの神様をやる人に応援することは徳が積めてよいのである。

・世の中には中々良い人はいない。私等もごまかし者かも分からん。

・お蔭はその場でも頂ける様になるとよい。一番よいことは、黙って自分の合うたように良い事が自然に出来ることである。

・ものの良し悪しは世間が裁くのである。だから自然と善悪は出て来るのである。

・その人の生来によって色々お蔭はあるが、初めは苦しい事をやって、後でお蔭のある方がよい。

・苦しい事でも永い間損をしながら徳を積むと、ぐるっと廻って来ると後で得になって来る。神様はこの者の将来こうしてやると思って居られるから、後でそれは分かるものである。

・人間はそう早く良くなってもいかんのだ。神様はおっしゃるのである。私も相当文句を言ってきたのであるが、神様のなさる事は、初めは悪くても後で必ず納得行くのである。

・うちは命令してやらしているのではない。誠の働きを自発的にすることを望んでいる。

大谷司完師説話集 112

・日本人は非常に立派な強い神様の様な働きが出来る様に仕組まれているので、これを自覚して一生懸命励まねばいかん。朝鮮や支那ではこう言う訳にはいかん。

・困難で如何にしようが、と言う事があるから、逃げない様にして神に祈る様にすること。まだ信念力が足らないので、祈りが届かないから、ハッキリしたものが出ないのである。

・産土様を無視してはいけない。私は今でも生まれた土地の産土様をお祈りすると、又物事がよくなる様お計らい下さる。

・日本の神様は、世を黙って治める神が多いらしい。

・神の守りには条件がある。

・人間が偉くなって、神様を使う様になると大変よい。この世は神と人との力くらべの様のものである。

・教団となれば人の勘を段々育てて行く処でないといかん。

・信仰とは人と人が会っても、黙っていても何か感ずるものがないといかん。難しい事ではあるが、こう言うものを持っていなければいかん。

・教えをしていても何も知らん人もあり、又普通の参拝者の中にもよく感ずる人もある。

・現世で身を捨てて人を助ける人は中々ない。誠の良い人は教団でも中々いない。唯口先だけで教えを言って居るだけである。教える人よりも今は参っている人の方が偉い人がたくさん居る。

・ホラを吹いている様ではいかん。体験のない事は皆ホラであるから聞いていたら分かる。

・道をやっている人の中に行いの出来ない人が居る。天はこれをよく知っていてお裁き下さるのである。

・心に誠の無い人は、どんな立派な話をしても駄目である。

・良い事は中々出来ないが心掛けが大切である。

・人が見ていても、見ていなくても、良いことが出来ないといかん。

・口では金儲けをせんと言っていて、心の中では金儲けを考えている人が多い。話は調子良く出来ているが、偽善者が多い。行いをともなわん事を言って喜んでいるのではいかん。この教えは上づらをかざるものでない。

・金を出すのにも立場を考えたり、良く見てもらおうと思い神様に上げても、ニオイで分かるが、神様に対してその人に代わってお詫びし、その事を黙っているのである。

・神様に人の事をつげ口するのではなく、自分の不徳をお詫びするのである。

・神様は見ていて、そこの責任者の心通りになるのである。良ければ人は来るし、悪ければさびれる。

大谷司完師説話集 111

・人間はじきに偉くなるわけではないが、上ツラを望まず、ジッと五、六年一生懸命、真心でやっている事が一番良いものである。

・真心でやっている事は、国家的に見て大変よろしい。はじめは身内だとか、兄弟の事、又他人さんにも黙ってよくなる様祈ることが大切である。

・日本の国は皆御先祖様から偉いのである。簡素で清潔で気品の高い霊界は日本にある。外国には真似が出来ない。

・日本の国が世界中から良くなる様にしてもらっている様な処がある。私は良い国に生まれたものだと喜んでいる。

。日本の国はチョッと手の届かない立派な神が居られる。特にここの教えをしていると段々日本人の霊性に合ったことが出来る。

・ここで修業していると、御先祖の偉い人が守って下さるので行く処迄行くと人には言われん結構な事になるのである。

・日本の国は勝手気儘のものがないのである。

・皆さんの家でも一番偉い御先祖が守って下さらないと、中々良くならない。

・子孫にアーメンとかナミアムダブツとか言われぬようにしてもらいたい。もっと偉い御先祖に頼むと良い。

・今の処まだ信念が弱くて仕方ない。自分では強いと思っていても、弱いものであるから、もっと強い祈り方をしなければいけない。

・終いにはこちらから頼まなくても、先祖の偉い人が出て来て、指導して下さるのである。

・日本は外国から入って来たものをやって居ると、力が減って行って駄目になるのである。体裁ばかりで力がないので、大衆が寄り付かなくなる。

・今の時代は、国土の大神様を知る人は割に少ないのである。土地の産土様のお力添えがないと、あまり大した事は出来ないが、こちらが立派になると、神様の方からついてお守り下さる様になる。

・人間は色々な事が出来るのだから、幸せは自分で作らんといかん。

・神を忘れた国民がいくら居てもあまり結構ではない。