神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完翁 説話 ⑩

・神様の道、順序を踏み情熱で答えよ。

・金銭の扱い、今の世の中厳重にせねばならん。神は実にはっきり扱われる。

・泣く程感心しても、緊張は三時間か三日で後は又々同じ。決意と自覚と行いも無い様では、道を極めることは出来ない。

・毎日の生活のままが行であり、心磨きである。暇が無いと言うのは、遊ぶ暇を云うのであろう。大間違いである。

神道経済とは、徳の経済である。ほんの少しのものを、涙して喜ぶ心を持つ人、この世の宝である。喜ばせる人はこの世の徳の人である。この心さえあれば理屈はない。必ず良くなるに決まっている。

・この世の事で何一つ御陰なき事はない。すべてがお陰じゃ。

・神様の言うてはる神への方向を教えただけである。然し誰も方向へ向かって歩いている者はない。必ず良くして下さっているものを自ら逆らうのである。

・気やみ即病気や。子の病は親の心の現れである。親の霊気を全て受けて子は育つものである。

・病気の因は全て心である。百日咳とハシカは、同じ様な鳥のような霊の業である。信の力で断ち切る。しかし下手にやっていると危ない。

・因縁は本来ない。代々の念の蓄積である。

・神ならざる心、妙に気強いこと。又妙に気弱いことも一つの憑霊である。

・真の人生とは、神人の行いであって、神人とは心平静なる事。喜怒哀楽に深く心しないのが大体神人の心である。斯くすれば長生きする。欲望、感情、理屈などが心を乱す元である。