神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大谷司完 伝 ー川見商店ー

真神の御用には「二つ魂の御用」と云うものがあって、一人の人物には必ずその人の代行が出来る様に別の人物が人知れず用意、準備されていまが、それは誰かは神様が伏せられてわかりません。 しかし、自分の替え魂は、ひょとすると彼かもしれないと思わされて…

大谷司完 伝 ー門出ー

当時、家を出、村を出ると云うことは決死の覚悟がいるのでした。 景介は父親より生前贈与(財産分け)を受けます。それは、「茶碗」と「箸」でした。これは暗黙の内の教えであり「我が家には財産がないので、後はお前の甲斐性で生きていけ」と云う事だったの…

大谷司完 伝 ー木之本町ー

分校での教育は5年生迄であった。従ってそれ以上に勉強するとなると、木之本町の本校に行かなければならず、親元を離れて生活しなければならなかった。 知人に頼み、神照寺と云う寺から通うことになった。 この寺には、奉職する兄弟弟子達がいて、そこそこ…

大谷司完 伝 ー幼年期ー

景介は村の神社の境内でよく村の子供達と遊んだ。時には遊び過ぎて、家での決められた仕事を忘れることがあり、姉や母が代わってそれをしてくれていた。 景介の仕事は風呂の水を汲むことで、近くの川から汲んで来るのは、それなりの体力がいった。 ある日、…

大谷司完 伝 ー琵琶湖ー

琵琶湖の湖北に位置する一ッ島、竹生島は瑞霊三女神のおわします神島であると司完師は語られていました。 心の清らかな人達が参拝の為に島に向かわれるとその途中で、神様が喜んで居られると云う証として、迎えの雨が霧雨のごとくにして数分降ると云われてい…

大谷司完 伝 ー誕生ー

司完師は、神都湖北に位置する伊香郡、庄村で明治26年1月3日誕生されました。父上は大谷常治、母上は大谷シデ、の次男(景介と命名、後に司完に改名される)に生まれたのでした。二人の姉、兄、弟がいました。 昔の大谷家は村でも有数の資産家であったの…

大谷司完 伝 ーはじめにー

大谷司完師の84年その人生は、苦難多き人生であった様です。それは神の選ばれた使徒としてその使命達成の為に、神人となる多くの修練でありました。 大谷司完師を御用に使われた神様は、真実の神と申される国土之神様であり、5千年前に一度出現された神様…

神界

・古い昔の神様でも、正神界の神々の主盲合わん神は、神力を発揮出来なくなっている。昔の神でも人気があって、人を集めている神もあるが、神力を発揮することが出来んのです。だから人の魂の救い等は難しい。 ・神様でも売名的でしかも宣伝上手な神は、一見…

度 5

・どんな困難な事が起こって来ても神様に祈る事を忘れてはいけません。その祈りは唯「神様」とお祈りするだけでよいのです。 ・日本の霊界には、外国人の霊界と違って念力の強い人が多い。それは、武士等の様に現世にある時から、色々と念力の練習をしていた…

度 4

・霊界は、下手に同情等すると、とんでもない事になりかねない処です。(霊的に大損する) ・善であろうと悪であろうと、人の心は、それぞれの心を増加育てる働きを持っている。善も悪も次第に大きくする働きがあるから、悪も大きくなって来ると、自分でも手…

度 3

・神や霊界の有る無しは、当たり前のこととしてやっていないといけないのです。 ・霊的とは道理を知ることです。「自分がほしいのは単なるお金ではなく、神様のお徳としてのお宝(お金)がほしいのでございます。」と神様にお願いしておけばよいのです。そう…

度 2

・他人よりも早く先んじて善い事を・・・と思うより自分として出来るだけの事を淡々としかも精一杯の処で、コツコツとやっているのがよい。これが信仰の誠のコツです。 ・自然度。霊度、天度とは、人間が精神的に向上するための道程です。 ・畜生は生命の度…

度 1

自然度とは、善い事を仕向けられて、色々と勉強出来る境遇にいること。 霊度とは、全てのことを霊的に考えて行きそして次には、天人となる修業が出来る境遇に居ること。 天度とは、神様のことを知れる境遇にあること。 生命の度とは、自分の生命を守ることが…

自然的・霊的・天的 3

・信仰はウロウロしていたら自分の損です。信仰は徹底していないといけません。 ・人に対してキツイ事を云ったり、こづらにくい事ばかり云っている処には人は行きません。人はかわいがられて、褒めて下さる処に行きます。親切な人に頼って行くものなのです。…

自然的・霊的・天的 2

・自分の心が自分でシッカリ見れる様になってくると、その人の信仰は囚われない信仰になって来ます。 ・自分は「清濁合わせ飲む」気持ちで他人に接しながら、他人には全てを許して自分はよくないことは一切やらん、と云う御用をしていないといけない。 ・「…

自然的・霊的・天的 1

・病気治しの上手なのは、その教団の開祖様の信念が強いからです。これを霊的信仰と云います。この霊的信仰から次第に天的信仰へ向上して行かないといかないのです。霊的信仰になると「全ては神様の御蔭である」と云えるのです。今までの信仰は自然的信仰ば…

神の道と教団 3

・宗団や組織の名によって御用を進めるのではない。自分の名と責任によって御用を進めるのです。信仰により自分の経験に基づいて、神の教えを自分のものにした事を堂々と伝えてもらいたい。国民一人一人がそれぞれの自分の霊性を開発していくようにするので…

神の道と教団 2

・自分の心が清らかであり、神心となっていて尊い事に励んでいないと、神の救いに浴する事はない。 ・本当の智恵とか尊い理解は、神様がお守り下さり、そして内流を流してもらわないと良くなれない。 ・「解らん、解らん」とよく云うのは、自分の考え方基々…

神の道と教団 1

この教えは教団の教えではない。尊い日本人として、又日本の国民大衆として資格を失わない様にさせてもらう為の教えです。 ・今までの教団では、教団の教祖の娘や息子にばかりさせ、有能な弟子達に教えの責任を任せていない。こんなことではいかんのです。 …

神様 21

・神意に添った人生を過ごしていますと、神様が尊い事を教えて下さいます。大国主之命様の事を瑞霊神と申し上げる。この神は地上では一番偉いお方の神様です。 ・神様は「これからは誠の花を咲かせ、仇花を咲かすのではない」と、苦労の花を咲かせと申されて…

神様 20

・事代主之命様じゃーと申しても、今迄に絵書かれている様な御姿ではなく、実際は全然違う。実際の事代様はもっと凛としてお若い御顔をされている。 ・絵に書かれているお姿は、事代様の願望を示されている。釣り竿を持たれ、脇に鯛を持たれているのは、貴方…

神様 19

・これからの考え方を四魂成就説と云って、伊都能売の心の働きを云う。 ・信仰の目的とする処は、四魂を円満に活用する心の働きを養成することにある。 ・神様から誉められるぐらいの人間になってこそ、初めて衣、食、住、案じわずらう事なかれの生活をさせ…

神様 18

・愛情(神愛)を根本とし、人を見て居ると自分を善く云って下さる人、又悪く云う人も、そのまま淡々と報れずに扱うことが出来る。その人達を数年間在リのままに見ていると、その人は自分で下手をされて失敗し、自ら反省されて立派になって来られるのです。 …

神様 17

・日本の神様に排他主義の御方は無い。神様の着られているご衣装は、その神様のお知恵の表現です。 ・勇気と知恵だけの神の教えと云うものが、2千5百年程つづいたが、それも昭和20年8月15日の敗戦で終わった。この日本にも愛を根幹とされた神様が3千…

神様 16

・日の神の教えは、光の神の教えと云って厳しい教えとなっている。 ・月の神の教えは、月の光の様にやわらかく、やさしい教えとなっている。 ・瑞霊神の教えは裏の神の教えである。裏の道には裏の教えがあり、表の道には表の教えがある。 ・「霊止」とは神人…

神様 15

・素盞嗚男之命様は、主神に代わって地上を治めるべく神定められている。これを実行される為に素神は全国を廻られてのであるが、そのお力の程が大変お強いので、素神が訪ねられて国々の人達は、怖がられ逃げてしまわれるので、一つも御用が出来なかった。 ・…