神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

密教 惟神の道(神人合一⑤)

◯ いまなるの月日のおもう事なるわ (今、やっと神の申した事が成った) ◯ くちはにんけん心月日や (言葉を出す口は人間だが、中身の心は神やで) ◯ しかときけくちは月日かみなかりて (よく聞きなされ、口は神が皆借りて) ◯ 心は月日みなかしている (心…

密教 惟神の道(神人合一④)

神様の方から一方的に神定めされて人間に申し付けての神懸かりをする状態を天理教の中山みきに見る事が出来ます。 天保九年十月二十三日の午後十時頃、中山家の家族に病気があったので、その当時お加持して病を治してもらう風習がありました。そのお加持の儀…

密教 惟神の道(神人合一③)

正法の修業に年季の掛かっていないにもかかわらず、霊覚や霊言が聞こえたりすると言う事、その事事態が「おかしい」と考えねばならん事なのです。だから、正法の修業には年数が掛かると言うのです。神様も最低十五年はその者の修業を見ないと信じられんと申…

密教 惟神の道(神人合一②)

祝詞の中にも「御霊鎮(みたましず)めの御技(みわざ)によりて、事の善悪をかえりみ、よって真実の道を守り」と書かれていますが、ここに書かれています事と、前途の「鎮魂帰神法」を指すのではなくて、正神の御教えを深く己が滞在意識に浸透させて、自己…

密教 惟神の道(神人合一①)

神人合一とは、本来神様の方に都合があって、しかして神様が人に近づ給いて、人と合一される事を意味するものである。 しかるに、古神道に於いては、人の方から神を求めて、神様の方に人偽的に合一しようとする作法も含めた「神人合一法」と言うものが作法と…

密教 惟神の道(御神業③)

従って、このお道は、解る人には解り、解らん人に解らんと言う、既に立て分けられた道を言うのですから、解る人を自発的にさがして、解る人から学ばんといかん事になっているのも事実なのです。 大谷司完師も有りの儘に神意を伝えられ、しかも、この正神は一…

密教 惟神の道(御神業②)

この様に、大切なしかも、偉大な天意の計りの中に進められているものなのであるのですから、その使命は、神、霊、現の各界に於いても同時に進められるものでもあり、それこそ、言うに言えない、説くに説けないものなのであるのです。 従ってあまりにも大きな…

密教 惟神の道(御神業①)

五千年前、日の本の国の霊性低下による国力の衰退を予見された瑞霊の大神様(正神界の大天使)は、主之大神様より御内流を受けられて、地上に於ける御神業を展開される事になったのです。 五千年前に現れ給うた事代主之命様は、この瑞霊神よりのご内流を受け…

密教 惟神の道(天的、霊的、自然的③)

この舌屋が世の中から消えないと、世の中はよくならないのです。裏(心)も表(風体)もそのままの人格者が出来て来ないと、世の中はよくならないのです。 特に「惟神の道」では、実践主義なのですから、教団に於いては、教祖や教団に依存する信者多い処から…