神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完翁 説話 ⑬

・釣鐘(神)・綱(道)・木(人)

・人は神によって生きている絶対力である。神懸りに就いても、少し誇っていると神は「お前がかかっているのかへ」と皮肉を言われる。「俺が」と言う我を取るため、寸分も許されない、神の導きである。霊的によく精進しなくてはならぬ。

・物語中に原っぱに座らされて、池の中から声が出て、欠点を言う場面がある。我があるのもは、やめてくれる様に言ったりする。やめると又淋しくなるので又その声を待ってと言う処がある。

・病でも全くお気つけである。心改めればそれだけで治るのが解る。

・霊界に於ける私は実に堂々としているが、現界の人間の私は修行途上。種々ジレンマに落ちている。その時一人なれば捌け口もない。神様に色々不足言うと「お前が好んでやっているのではないか」といわれる。考えてみれば全くその通りであり、天地には何一つ不足言等言うことが出来ぬ。

・必ず救われる、一通りの言はあっても必ず救われる。

・世に落ちている神をお出し申し上げるのみである。

・世の中は全く形式化している。誠心の輝く世ではない。

・信心というものは、全く不思議なお陰がある。

・私も最初、信心したら大丈夫にもなり、味ようなるやろうと懸命努めた。怠けて居たなら仕方もないも。懸命に努めていたが、病はする。失敗はする。恥はかく。解らなかった。ある時、精霊の神が「メグリがあったからじゃ」と申されなる程、だから苦しんだと解った。それから全く都合よくなった。