神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完翁 説話 ⑳

・徳なき者は外分工作してもあかん。恐ろしい理なり。

・夫婦は一心一体。男は智恵・女は愛情。因縁がなくてはならん。

・穢れ・・・気が枯れること、しなびること。

・罪・・・包み隠すこと。悩むこと。

・現界にては現界の道を正しく踏むこと。

・私は弱いが、行く処まで行くと強くなる。

・生きる力を持つ、これ信、惟神の道。

・神の守りなくば、全てが上手く行かない。神が陰より守り、塗り潰してくださればこそ、かくべき恥もかかずに行けたとなるのである。全ては神の守りである。あまりに判らん時は神が変えられる時がある。そうなると、これ迄の様になるわけに行かず、思わぬ事が起こってくる。個人も世界も同一である。でないと目が覚めぬ。

・昔に帰れと叫ぶが、中途の昔位では駄目である。太古の神の代に帰らなくてはならぬ。

・余程腹を据えて御魂を磨いていなくてはならぬ。

・又一人一人に天使をお付けになって、御魂磨きをさせておられる。皆忘れている。心の世界を見たら人を笑えぬ。

・全ての物事を成す動機が大切である。例えば家を建てるにしても、第一に神様に住んで頂くのを心して設計し建てる。その心の動機がこの大善に基づき計るなら何をしても良い。

・御魂磨きと言えば、机の前で本を読む事と心得ている人あるが違う。本ある人は特別であって大体供出するべきをしない、米の様な存在である。本が無いのが本当。実地に勉強が第一本位。何遍読んだと言うより実地にやって悟る。神心を練る、鍛える。本を見ると色々神々がこうやっている。そして行く処迄ゆき、こう悟ってこうなった、こうしたらこうなったと言う事がある。しかし、暇があるのに口を開けて寝ているのもどうかと思う。大いに本を頂くべきである。