神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完翁 説話 ⑮

鬼子母神は子供を喰うと言う。子供とは信者の事である。

・信心するのは当たり前の事である。

・良い事をするのも当たり前のことである。

・飛ぶ夢は心の軽さを言う。追いかけられたり飛び降りたりするのはあまり良くない。

・霊界、霊魂の世界を知らずして人間の研究はできない。霊魂の事は一番大切な事である。

・心で懺悔、心をさらけ出す人は得である。

西郷隆盛の心は偉大である。

・妻が従わぬには不徳の致す処と省み、心したり言葉したりする様お祈りすべきである。

・すべて愛に依って成る。徳を磨くべきである。金も又自由自在である。使いたい時に金が廻りくるのは、その人の徳である。そうなるべきである。

・真の朗らかとは、こころの清澄なことである。

・天地には目に見えぬ刑がある。人の目にかからぬ様に、道を外せば夜も眠れぬと言う。心の悶を与えられる。

・本当に磨けた心なら、この世の中程頼もしい処はなくなる。段々頼もしくなる。色々世の中に思っているが、すべては吾心の現れである。

・神は順序を踏み、肚を決め、努力をしている処へお恵みを下される。

・神とは大慈、大慾、大智の方。人は小慾、小恵である。

・神心とは超越心である。

・悩みは外的欲望より沸き起こる(我を望み得られぬところより起こる)然し一面、向上への刺激剤である。心を浄める手段である。だからこの苦労は、為になると思うと大体放してある。

・心を浄めるとは、執らわれをなくすこと。

・人情も又あまり凝ると悪になる。

・救いとは、心の中が浄まり執らわれなくなること。

・奉仕でも凝ると結局、身慾に根ざしている。

・単なる熱心とか奉仕とかと、本当に救われているか如何とは違う。皆大きな取り違いしている。それが証拠に、一人の人が熱心に信仰したが為に妙に固苦しく、それが為に地獄へと落としている人がある。これは見ていて明らかである。