神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完 伝 ー琵琶湖ー

琵琶湖の湖北に位置する一ッ島、竹生島は瑞霊三女神のおわします神島であると司完師は語られていました。

心の清らかな人達が参拝の為に島に向かわれるとその途中で、神様が喜んで居られると云う証として、迎えの雨が霧雨のごとくにして数分降ると云われています。

竹生島には「都久夫須麻神社」があり、浅井姫命を御祭神として祭られていますが、奥深き処には三女神のおわします神島となっています。

心の汚れた者がこの島を訪れると、にわかに湖面が波立って島への上陸を拒まれ、船が港の岸壁に付けることが出来なくなるそうです。

この竹生島の神様は、遠い昔より庄内の守護神と成られていて、時折竹生島の神管や僧侶達が庄内を訪れている。その時には村を上げての寄付や歓待をされていた事が、村の記録に残されています。

又、琵琶湖には太古ながらの龍神が守っていて、司完師を陰となり日向となって守護している事も話されていました。

司完師の誕生から、その人生の終焉に至るまで、この琵琶湖と琵琶湖の神々のご加護の中にその一生がありました。