・他人よりも早く先んじて善い事を・・・と思うより自分として出来るだけの事を淡々としかも精一杯の処で、コツコツとやっているのがよい。これが信仰の誠のコツです。
・自然度。霊度、天度とは、人間が精神的に向上するための道程です。
・畜生は生命の度と云って食欲と性欲と闘争欲で動いている様なものです。
・神聖は神様から頂けるのです。これを頂くと自分の中の隅々まで知る事が出来るのです。
・二股信仰はいけません。信仰は一ツに絞ってやっていけないといけないのです。
・信仰が霊的信仰まで来ますと、次の天的に入るのは努力次第です。そして最後には「神聖」を頂けるようになるのです。
・信仰とは神様と相撲をとって行くことです。(霊的信仰のこと)
・神殿を見ても神様の面影を見る様に祈るのは霊的なのです。それを単なるお厨子だけとみるのは自然的なのです。
・信仰は内的と申して、自分の心の中に対して向かっていないといけないのです。これを霊的と云って心を見ることです。
・御宮を通して神様をその人らしく想像している事が大切。いつも神様が自分を見て居られると思ってないといかんのです。
・今、自分はこんな事を思っているが如何か?と単に自分の心の状態を観察するだけではなく、自分の下らん心の働きに対して、しょうもないことを考えるなと自分を自分で怒ることが出来るのです。
・悪い事を考えたり、横着な事を考えたり、隠し事等をしていると自由性が無くなって来るのです。
・自分の心と行いは全て善のみである。と強く思えないと心は強くないのです。これを次第に強めて行きますと、自分の精神が恐ろしく思えて来ます。それくらい心は強く正しいものにしていかないといけないのです。
・自分の肉体が自分の心を恐れるぐらいにしておかないといけないのです。
・人からどうのこうのと別に云われなくても心の働きの強い人には自分で解るのです。