神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 98

・信仰する神仏の中味を調べて掛からんと、信仰しながら亡びてしまうのである。

・これからの信仰は不問にふせないで、できるだけ聞く様にしないといかん。

・信仰は極端な教えをするといかん。常識的に進めて行かんと長続きしないのである。

・宗教をまとめて行けば一つである。広げていけば扇子の如くである。

・巾広い事を良く知って、あらゆるものを理解して掛からんと、一般向きしないのである。

・宗教は皆良い事を言っているが、御神業に順序があるから、早く良い事を言い過ぎてしまってはいかんのである。

・日本人は日本人らしく、支那人支那人らしく教えないと分からんのである。

・良い事を言い過ぎたり、喜ばし過ぎたり、して居るものも具合が悪い、何もかもやり過ぎない様にしなければいかん。

・先祖は仏教で救われる様に皆思っている。それは仏教が宣伝上手であったからである。然し神道が良いかと言うと又そうとも言えんのであるが、その元を忘れたらいかん。

・節分は神業上、神様にお頼みした事に対して許しがあり、節分を期にして実始される日である。

・吾々の日常世話ぐらいの事は、その土地の産土様が大抵お計らい下されるのである。

・宗教上の事などになると産土様ではいかんので神界に於いておきめになり御差配されている。(宗教上とは教団を作る様な事)

・正しくても念力の無い場合は悪に負けてしまうので、高い力のある神様に守られんと、悪に負けるのである。

・神様でも強い力の方と弱い力の神様がある。

・神様は金を上手に使う人間になる様に望んで居られる。人間は金を出さん様に努力している。

・神様の御意向に添うた金の使い方をすると、使えば使う程、神様が与えて下さるのである。

・国家社会の為、国民を如何に育てていけばよいかと言う様な大きな問題を国土大神はお考えであるから、あまりちっぽけた事を考えていては恥ずかしいのである。

・正しい神様をやっていると段々偉くなり、やがて低度の神に命令したり、使ったりすることが出来る。

・信仰して五年ぐらい一生懸命やると先祖が信頼する様になるので、物事が非常に都合よく行くのである。又今迄どうにもならにならない問題でも、先祖の働きでも都合よく解決することが出来る。