神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集Ⅱ

八坂 良太郎 編

大谷司完師説話集 117

・自分自身の信仰を如何にまとめるかと言うこととは、大変難しい。 ・本当の良い事を皆求めているのであるが、それは中々一辺に行かん。その為に皆苦労しているのであるから、あまりコセコセしない方が良い。 ・神様のお心は何年たっても同じであるが、人間…

大谷司完師説話集 116

・私はお坊さんとも仲良くしているが、何かこだわった様なやり方をして殻を破れず、自分で自分の小さい事を認めている人がある。 ・自分で自分のやり易いものを早く採り入れること。 ・信仰者の家庭状況なども調べて、その中から信仰の在り方を勉強すること…

大谷司完師説話集 115

・他所の事をやっていると。自分の発展が手遅れするのである。 ・ここで真理を習ったら、ここにこだわることはない。遠慮せずにどんどん自分のものを出す様にすること。 ・人を助ける為、自分の命を落とす様な人は、信仰を知らなくても、大変良いのである。 …

大谷司完師説話集 114

・日本の国にはまことの道がある。国土の大神様は各地に居られるから一貫したものがある。神様にも町長、村長、区長に似た神様があるのである。 ・邪霊にやられることなく、真心でものが出来る様なものが一番よろしい。 ・自分の持って生まれたものを、善い…

大谷司完師説話集 113

・十やった中で、一つや二つ本当の事をさせて頂くのが精一杯なのである。 ・夫婦の仲でも我れ良しがたまっているので今の間にちょっと取っておかんといかん。 ・我れ悪しをやる心掛けが必要である。 ・神様の処へ出て来ても、お祈り一つに嗅味がある。小さな…

大谷司完師説話集 112

・日本人は非常に立派な強い神様の様な働きが出来る様に仕組まれているので、これを自覚して一生懸命励まねばいかん。朝鮮や支那ではこう言う訳にはいかん。 ・困難で如何にしようが、と言う事があるから、逃げない様にして神に祈る様にすること。まだ信念力…

大谷司完師説話集 111

・人間はじきに偉くなるわけではないが、上ツラを望まず、ジッと五、六年一生懸命、真心でやっている事が一番良いものである。 ・真心でやっている事は、国家的に見て大変よろしい。はじめは身内だとか、兄弟の事、又他人さんにも黙ってよくなる様祈ることが…

大谷司完師説話集 110

・口先でけで良い事を言って行いをして居らんと、自分で自分に愛想がつきるのである。 ・目先の事を考えないでやる事が大切である。 ・同じ金を供えるにしても清らかでないといかん。 ・本当の良い事は、自分も知らずにしてしまう。良い事は計画してやるもの…

大谷司完師説話集 109

・何回生まれ変わっても良い指導者になれない人もいる。だから指導者次第だから、ごまかしの多い者に、ひっかからない様にしないと、何年やっても駄目である。 ・だまされた方が注意が足らんのであるから、だまされん様にしなければいけない。だまされん様に…

大谷司完師説話集 108

・そして段々自分から上がるのではなく、ひとり人が上へ上げてしまうのである。 ・吾れを忘れて働いた人程、平気で人の世話を損を無視してやっていると、徳が付くのである。昔から損して徳取れと言われているのである。 ・損は当たり前と思って人の為に尽く…

大谷司完師説話集 107

・若い間は賢くなろうと一生懸命やったが、今は阿呆になろうと一生懸命である。だが中々阿呆になれない。中途半端である。 ・阿呆になる程、世間は信頼するのである。中々難しくて阿呆になり切れないのである。 ・神様事はこれで良いと思いながら、スカタン…

大谷司完師説話集 106

・吾々は疑わない様、真直ぐにやっていると、自分の信念が力強いものとなって、五年ぐらいすると非常に恐ろしい力が出る様になり、どんな事でも真剣にやって居れば、段々に神様がお使い下さる様になり、一派を開ける程に、して下さるのである。 ・神様も色々…

大谷司完師説話集 105

・道に叶わんと行く処迄行くと発展しない。 ・こちらではあまりコセコセとした事は言わず、頭押さえをしない様にして、自分を中心として、どの様に信用度を増したかが問題である。 ・お道は最初から完璧はない。主管者が段々おおきな意味のよいお道を作り上…

大谷司完師説話集 104

・祈りの力を出す様になるには、自分自身の心を清めて掛からんと仲々出来ないのであるが、あかんからと言ってやらんとなをあかんから、やはり稽古をしていないと上達しないものである。 ・人は神の子、神の宮であるから、良い悪いの識別は皆分かっているから…

大谷司完師説話集 103

・信仰家が教育をボロカスに言ったり、又教育家が信仰を否定するのは間違っている。 ・ある程度の教育を受けて信仰を励んで居ると、向上するに従い、習わなくても学問の事も分かる様になるのである。それは神様を言うお方が全部のものを兼ね備えて居られる吾…

大谷司完師説話集 102

・人間は無駄な事には非常に強いが、神様事には弱い。善い霊に信頼されんといかん。悪い霊に信頼されているからいかんのである。 ・良い信念力を持つと神様事だけではなく、何もかも良い結果が出て来るのである。 ・相手とチョボ、チョボの処で、少し上の程…

大谷司完師説話集 101

・霊界では先祖を使って一番上の神様がお守り下さっているので、中途の先祖様だと言ってあなどってはいかんのである。 ・吾々子孫として働いている上で、先祖は大抵知っている事が多いので、現世的な事は先祖に頼むと、色々と世話をしてくれるものであるから…

大谷司完師説話集 100

・日本の国は神国と言うのは先祖が立派で力のある方が居られるからである。 ・吾々の気の付かんお蔭を相当先祖がくれているのである。 ・自分にも思わん良い事が出来るのは、皆先祖がお手伝い下さっているからである。これは根本の正しい神様を信仰したから…

大谷司完師説話集 99

・目に見えないが、先祖を喜ばすと非常にうまく行くのは、先祖が手伝って下されるからである。 ・先祖が信頼して、この子孫について居れば大丈夫と信用すると大変よい。 ・先祖もよし、社会の為にもなり、自分もよし、と三拍子そろわんと信仰はいかん。 ・信…

大谷司完師説話集 98

・信仰する神仏の中味を調べて掛からんと、信仰しながら亡びてしまうのである。 ・これからの信仰は不問にふせないで、できるだけ聞く様にしないといかん。 ・信仰は極端な教えをするといかん。常識的に進めて行かんと長続きしないのである。 ・宗教をまとめ…

大谷司完師説話集 97

・現在では人間がだらしなくて、仲々信仰心のある人が少なく、だらしの無い事を好む時代であるから、神様のお力も変形して、人間の裏をかかれる様なお仕組みになっているのである。 ・今の信仰者に自由を制限した様な事を言うと、信仰をやらないから、少し我…

大谷司完師説話集 96

・我々は目に見えんお力があると言う事を、伝えて居ればよいのである。 ・人間は分かったら分かったで、わからなければわからないで、向意気ばかりでやっているのであるが、神のお計らいにより、どうにもならぬ事が起こって来て、考え直す様な事になるのであ…

大谷司完師説話集 95

・霊界ではスポッと姿を消す人があるが、これは生きている人の精霊が多い。 ・霊界では神様を祈ると、神様が現れて、お救い下さるのであるが、現世では中々神様に会うことは出来ないが、一生懸命神様を信じて良い事に励んでいると、死後大変よいのである。 …

大谷司完師説話集 94

・神様がござるには、人間がいるからである。だから、人間をとことん苦しめはなさらんから、心配したものでないが、人間が勝手をしない様に色々と手を変えて、お育ててござるのである。 ・人間は異性がいてお互いに相談出来るからよいのである。又男と女は助…

大谷司完師説話集 93

・この世の事は心次第でいくらでも天国は作れるのである。 ・どんな事でも見直し聞き直して夫々の人々が心掛けて、心直しをすれば世の中は非常に良くなるのである。 ・絶対の悪人も善人もいない。皆中ぶらりんの人間が多く住んでいるのだから、心次第で皆仲…

大谷司完師説話集 92

・国の大先祖(国土の大神様)を世にお出し申すことを一生懸命やっていると、自分の家の御先祖様も世に出る事が出来るのである。 ・日本人の偉いのは、立派な御先祖様が居られるからである。一寸見込みのある子孫の為には、先祖が目を付けて段々とおかまいに…

大谷司完師説話集 91

・同じ知識でも信仰すると善知識となる。それには実行がともなって来るが、学校だけで教えられてる知識は、善い事は言うが実行力がないのである。 ・神の道では、おしげもなく、人に与えて喜んでもらう様にすればよいのである。 ・相手を憎んだり、けこなし…

大谷司完師説話集 90

・奥深い教えは人間のどんな迷いでも解る様に解く教えである。 ・日本古来の神様と根の浅い神様とでは、全然違うのである。 ・お道に対してゴチャゴチャ言う人は、先ず末代まで浮かばれない。 ・人を救おうと思えば、祈りが神様に届く力を養う努力が大切であ…

大谷司完師説話集 89

・おしげもなく人の為、犠牲がはらわれる様な人になるのがよい。 ・こちらが腹を割って掛からねば相手は腹を割ってくれぬ。 ・自分が尽くさずして、相手は尽くしてくれないものである。最初は自分から尽くして掛からんといかん。やはり自分を投げ出して掛か…

大谷司完師説話集 88

・お祈りは水晶の玉の様に心を澄みきらしていなければ、清らかな神様に届かない。 ・神様は人間の良くなる様に、気苦労をされているのである。 ・人間も神様に習い人の良くなる事を神に祈り、又人に代わってお詫び申し上げる様に心掛けるのがよい。 ・各人が…