・我々は目に見えんお力があると言う事を、伝えて居ればよいのである。
・人間は分かったら分かったで、わからなければわからないで、向意気ばかりでやっているのであるが、神のお計らいにより、どうにもならぬ事が起こって来て、考え直す様な事になるのである。
・思い上がってはいかん、人の履物を取るぐらいの気持ちになって、徹底下座をしなければならぬ。
・意識的にやった善はいかん。知らず知らず良い事が出来る様にならなければ、本当のものでない。
・人に恩を着せたり、自慢したりする間は、駄目である。隠れて善い事の自然に出来る様になれば、善い神がおかまい下さるのである。
・神様を信仰して居れば、段々中身が立派になる様な、霊力のある信仰でないといかん。
・外国の教えをうっかり信仰していると、外人になってしまう。
・やはり、国土の大神様のお気に入る信仰をしないと、霊界へ行ってから具合が悪い。
・霊界の実状に通じない信仰はいかん。死後の世界に通じたものでないと筋が通らんのである。
・信仰には国家の不利益なものはいかんので、この事によく気を付けねばいかん。
・霊の元の国はどこへ行っても良い国であるが、外国の教えを宣伝して、あまり国に対して、徳のいかん事をやっていると、国土の神様の御意向に添わんので、自分の好きな教えの国へ生まれて行くのである。
・天地のまことの神様のお気に入る信仰をしないと、思惑外の処へ生まれさされるのである。一段は二段落とされるのである。
・先祖はやっただけの世界に居るから、子孫を通じて道を知ったり、めぐりを子孫にすがって取ってもらわんと、中々救われん様になっているのである。
・日本人は、国土の神を知り、教えを聞いて守らないと、中々よくならないのである。
・国の神には、各地に産土の神もござるから尊崇申し上げ、土地の安泰をお祈りしなければならぬ。
・先祖を知らずに拝んでいるが、先祖が子孫を拝んでいる家もある。
・国土の神の大前に来るのは、土地の産土の神のお計らいによるものである。