神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 96

・我々は目に見えんお力があると言う事を、伝えて居ればよいのである。

・人間は分かったら分かったで、わからなければわからないで、向意気ばかりでやっているのであるが、神のお計らいにより、どうにもならぬ事が起こって来て、考え直す様な事になるのである。

・思い上がってはいかん、人の履物を取るぐらいの気持ちになって、徹底下座をしなければならぬ。

・意識的にやった善はいかん。知らず知らず良い事が出来る様にならなければ、本当のものでない。

・人に恩を着せたり、自慢したりする間は、駄目である。隠れて善い事の自然に出来る様になれば、善い神がおかまい下さるのである。

・神様を信仰して居れば、段々中身が立派になる様な、霊力のある信仰でないといかん。

・外国の教えをうっかり信仰していると、外人になってしまう。

・やはり、国土の大神様のお気に入る信仰をしないと、霊界へ行ってから具合が悪い。

・霊界の実状に通じない信仰はいかん。死後の世界に通じたものでないと筋が通らんのである。

・信仰には国家の不利益なものはいかんので、この事によく気を付けねばいかん。

・霊の元の国はどこへ行っても良い国であるが、外国の教えを宣伝して、あまり国に対して、徳のいかん事をやっていると、国土の神様の御意向に添わんので、自分の好きな教えの国へ生まれて行くのである。

・天地のまことの神様のお気に入る信仰をしないと、思惑外の処へ生まれさされるのである。一段は二段落とされるのである。

・先祖はやっただけの世界に居るから、子孫を通じて道を知ったり、めぐりを子孫にすがって取ってもらわんと、中々救われん様になっているのである。

・日本人は、国土の神を知り、教えを聞いて守らないと、中々よくならないのである。

・国の神には、各地に産土の神もござるから尊崇申し上げ、土地の安泰をお祈りしなければならぬ。

・先祖を知らずに拝んでいるが、先祖が子孫を拝んでいる家もある。

・国土の神の大前に来るのは、土地の産土の神のお計らいによるものである。