神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 95

・霊界ではスポッと姿を消す人があるが、これは生きている人の精霊が多い。

・霊界では神様を祈ると、神様が現れて、お救い下さるのであるが、現世では中々神様に会うことは出来ないが、一生懸命神様を信じて良い事に励んでいると、死後大変よいのである。

・生きている内に、出来るだけ良い事を思う様にすると死後の世界では、大変良い世界に住む事が出来る。

・何事でも有り難いと喜べる様になれる人は、大変良い信仰をしている人である。

・生きている間に金に囚われている人は、霊界では金は通用しないのであるが、やはり同じ様に思い金に苦労しているのである。

・一切の物は、神のお与えなりと思える様になれたら信仰の極意を知った人と言うべきである。

・自分が死んだ事を知らない人が、よく自分の我儘事を、現世の人間の傍へ来て、要求するのである。

・現世ではどんな嫌いな人でも会わなければならない事もあるが、霊界では嫌な人に会う事はない。

・心の持ち方を勉強するのが現世であるから、なんでも良い様に思い、人を敵に思わぬ様に、人は神の分身であると思うし、相手を良く見る事を稽古するのである。そうすると何時の間にやら皆良くなるのである。

・神様は、人間の心の持ち方で、この世を天国にしようとして居られるのであるから、人を疑わず、疑いの心が出たら、自分の思い方が悪いと反省して、良く思える様努力しなければならぬ。こう言う心使いが、自分の周囲をして、天国を作る基になるのである。

・現世は霊界の中有界に相応するから、少しも油断出来ない処である。油断をすれば必ず邪霊にやられてしまう。又神界とか霊界を見聞をした時のその有難さを感じた事は、表現する事は難しいので、同じ喜びでもこれを言葉では表すことは出来ない。だから心の世界の状態を見ようとしても解らない。唯神のみ知り給う処である。心の中の喜びも悲しみも言葉で表現する事は出来ない。人間には分からないが、極善は天国へ極悪は地獄界へ落ちていく。天も時期が来なければ、本当の事はわからない。

・天地自然の中に神のお計らいがあり、思い上がった人間をこらしめたり。又喜びを与えたりされているのである。

・目に見えんものが背後からついて歩いて居られて人間に改心を与えられているのである。唯我々は目に見えんお力があると言う事を、伝えて居ればよいのである。