神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 45

・立派な先祖の神が守る様になれば、ほったらかして置いても産土の神がお守りになるのである。先祖や産土の神をほったらかして置いて、国土の大神様がお守り下さるはずがないのである。神様のお救いもあまり簡単に考えてはいかん。救われる順序があるのである。

・信仰は一生懸命して、遠方からでも内流がえけられなければ、仕事が出来ない。

・人間の心にふっと思った良い事は、内流と思ってよい。

・信仰は人生に欠くべからざるものである。

・仏教では白道(びゃくどう)と言って一本の丸太の橋を渡るのに、橋の向側に仏様が来られて、渡る人が仏様のお姿だけを見て橋を渡ればなんなく渡ることが出来るが、自分の足元をみたらたちまち川に落ちてしまうのである。(足元とは自分の都合ばかり気にすること)

・心の迷いを病霊と言う。霊界では病気はないが、迷いがあり、迷いが肉体に伝わり、現れたのが病気である。

・信仰ではの尊い事は皆他力である。自分では大した事は出来ない。唯ごまかしているだけである。

・神は念の力によって人をお救いになる。吾々は生きている内の念力を勉強しなければならぬ。

・神様は人間の精霊に対して念力によって、良い様にお導き下さるのである。

・偉くなるには人間智慧では限度があるから、良い霊に守られなければ良くならない。だから人の為に良い事を強く思って上げると、その意思は念波となって通じるので、相手が良くなるのである。写真等を通じ又心で相手の姿をえがき良い事を思い合い、祈り合う事が大切である。

・天変、地変、火災等を止める事を、なかなかお許しにならないが、その人の因縁を時と場合によって、体験させられる場合があるものだと言う事を知って置くべきである。

・人間は一生懸命信仰を励んで居れば、怖いものなしとなり、自信に満ちた生活がおくれる様になるのである。

・国土の大神の御命令によって働いている者は大神様の御力徳を信じ勇気を持って御用奉仕すれば、どんな者にも恐れることはない。

・悟りは大きく悟る程よい。