神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 89

・おしげもなく人の為、犠牲がはらわれる様な人になるのがよい。

・こちらが腹を割って掛からねば相手は腹を割ってくれぬ。

・自分が尽くさずして、相手は尽くしてくれないものである。最初は自分から尽くして掛からんといかん。やはり自分を投げ出して掛からねばならん。神心とは自分を投げ出すことである。

・背後に神ありと信じれば、何でもできるものである。

・霊界より現世の方が教団へ集まっている人が多い。心から信仰を求めている人が少ないと言う事である。

・心さえシッカリして居れば肉体はひとり立派になるのである。しかし大抵の人は心に良い事を求めていないので、現世に比べて、誠にお粗末なものなのである。

・大きな教団の沢山の参拝者を霊的に見るとドヤドヤと出たり入ったりしているが、誠にさびしいものである。

・信仰者の今の霊界を見ていると、実状はさびしい状態である。それはこれから良い事をする人が段々と少なくなると云う状態である。

・これは何故かと言うと、学校で信仰の事を言わないからである。

・実状は正直に言っておかんと嘘になるから、あまり良い事を言って喜ばして見てもあかんのである。ひっくるめて言うと人類は亡びに向かっていると言っても良い。

・人間は無茶苦茶してもあまり咎められんが、神様は無茶苦茶すると神の座から下ろされるのである。

・神様はお力はあるが、人間が求めないとお守り下さらん。神様は善い事を進められるにしても、人に決して無理を押し付けなさらんのである。

・信仰しても中ぶらりんではいかん。神の力もあるらしいではいかん。腹の底から根強いものが無ければいかん。

・神を信じると同時に、祈りの力を段々強める稽古が大切である。そして土壇場となったら一声で恐ろしい力の出る様になっていないといかん。