神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 55

・政治でも他党を潰して、吾が党だけの天下を取る様なやり方は、神様はお嫌いである。

・これから先は便乗的に事をあげる様なやり方は、全部駄目である。

・腹の中に尊いものがなければいかん。

・お願い事は、水晶の玉の様な心掛けで、お願いしないと中々祈りごとは届かない。

・信仰は喜べなかったらいかん、そのためには真剣に勉強しなければいかん。

・顕祭法は、人間が神に近づく一番よい方法である。

・吾々は天の大神様を知って、国の大神様を知らなかった。国の大神様は瑞霊神と申し上げ、母親のお役をされ、従って物のけじめの立った正しい行いの出来る人をお作りになる御使命であるから、だらしないやり方をしている者は、お嫌いである。

・人に頼んだり、人に導いてもらって天国へ行くのではない。人に頼ることなく、神を頼りに教えを杖として自分で工夫しなければならぬ。

・現世に居る内に癖を直してもらいたい、霊界に行ってしまってからでは遅いのである。

・不思議な事に病気と癖はつきものであるから、癖を直せば病気は治る。

・古い道徳に執らわれて自分の殻に閉じこもっているから、自分でよく殻を割れないのである。

・お薬も活用しなければならぬ。あまり効き目の無い薬でも、神様にお願いし念をこめて頂いたり、人に与えるとよくなるのである。

・物事は何によらず心をこめて念じて行えば、成功するのである。お料理を作り、お茶を立てるにも、念を込めると味が違うのである。お茶を飲んで相手の心が解らんお茶のみではいかん。舌によって相手の心を汲み取るだけの修練が必要である。

・正しい事を推し進めようと思えば、どんな上の人にでも意見しなければならぬ。又上の立場の者も、どんな人からの忠告を聞いて、これを行う人でないといかん。これには苦労がいるが、勇気を持って、どんな時にでも、下座して思い上がったらいかん。人がつまらなく見えるのは思い上がっている証拠である。

・現世的に自分で偉くなろうと思わなくとも心が立派になれば、ひとり神様が捨てては置かれんのである。