神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 81

・信仰は御魂に徳を付け、世を治める稽古をしているのと同じである。

・社会に進出しようと思うと背後に神のお守りがないと、どうにもならぬ。

・御魂に徳が付いて来ると、何となく物事を治める事が道に叶って、人が従って来る様になる。

・修業は内面的に練り鍛える事が目的である。

・教団の神も日本では、国土の神の言う事を聞かねばならぬ様になっている。

・信仰を励み私心を捨てて、人の為によくなる様に思っていると、その人の運命も替えることが出来る。

・苦労をしたものの身魂は、もの事の理解が早く、何をやらしても上手にやるので、こう言う人は大事にしなければならぬ。

・自分の心の動きを良く見て、悪い癖は治す様にすること、自分の考えを調べると前世は何であったかもよく解る。前世から何か続いているものがある、と言う事も解る。

・神様は、自分の心を極端に裁いて練り鍛えられたお方である。

・信仰好きの人は、何遍生まれ代わってきても信仰する。

・信仰しても自慢ばかりしていると、その人が立派になっても、最後は潰されてしまう。

・巾広い人生を作らんといかん。社会に採り入れられぬ様ではいかん。大きな神の働きは、国家社会が良くなるものであるから、社会から排斥される様な教団ではやがて潰れてしまう。教団でも上に立つものが巾がせまいと、巾のせまい教えを作ってしまうのである。

・臭いものに蓋をする様なやり方ではいかん。少しでもややこしいものは持たぬ様にすること。

・良い事は少しでも世に残すことが、神の御心である。

・神様のお裁きは死んでからが多い。肉体人間をあまり苦しめない御方針の様である。だから現世的にはその手厳しいものではないが霊的には厳しい。本当の人間に対する裁き又、裁きに服するものは霊界である。現世に於いては、喜ばして改心さすのが良いらしい。

戦争犯罪者でも現世では平和論者の様な顔をしていると、現世ではごまかせるものであるが、しかし、霊界ではハッキリさせられる。

・現世では何も起こらないから、罪が許されたと思い勝ちだが、それは大きな間違いである。だから気が付いたらすぐにおわびして、良い事に励まねばならぬ。