神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 90

・奥深い教えは人間のどんな迷いでも解る様に解く教えである。

・日本古来の神様と根の浅い神様とでは、全然違うのである。

・お道に対してゴチャゴチャ言う人は、先ず末代まで浮かばれない。

・人を救おうと思えば、祈りが神様に届く力を養う努力が大切である。

・人間をものにしようと思えば、その人の為に祈って上げて、人を喜ばしてかからんと、中々人は親しみ寄って来ない。

・お金もなく頼る人もなく、不幸な事ではあるが、それに依って神様を祈る事が上手になり、助かる体験を積む事に依り、一番よいお蔭を頂く事になるのである。

・人の心を掴む教えでないといかん。しかも正しく清らかなもので、一家に採り入れても大丈夫なものでないといかん。やればやる程、国家や社会、一家の為になる教えでないといかん。

・正しい宗教とは、病気治しでもなく、病気にならない様教えるのが正しい宗教である。

・正しい信仰はどこから見ても、やましい処の一つもないものでないといけない。

・国土の神の教えを信じないと、外国から来た教えでは、心を外人にしてしまって、最後は国をも取ってしまうのである。

・信仰はしても片寄らない様にしていないと囚われて解らなくなるから、本当は信仰を宗教で教えるのではなく、学校で教える様になるのがよろしい。

・信仰は癖直しが重要となっているから、この癖直しさえ出来れば、学校でも良い訳であるが、それを教える学校も先生もいない。

・良い信仰も、そうでないものもゴチャゴチャにして、信仰は全部迷信扱いにする教育界は間違っている。将来の問題として、どうしても信仰を教育の中に入れて教えて行くと大変よろしい。

・人間に何の希望もないと楽しくない。せっかく信仰しながらつまらない事になってしまう。

・どんな希望でも、他に害を及ぼすものでない以上は全てよい。立派な事ばかりを言っている人がこづらにくく思う。神様はお叱りにならないが、正直に自分の希望を申し上げ、良くして頂ければ、満足感を与えられ救われるのである。