・信仰はどこ迄行こうとも、自分の心は自分で救わんといかん様になっている。
・自分のした良い事を全て神様にさせてもらったと思い、その徳を神様にお返しするのである。
・自分の気に入らん事を他人からさせられても、それを腹の中でよくこなして、忍耐し、良き様に思える様に稽古するのがよい。
・お陰も色々である。金や物で頂くお陰を、一番上等に思うのは下品である。
・神様のお話にウソをつくのは一番いかん、人をエコヒイキするのも悪い。
・人の知らない処でも、同じ様に正直にしていると神様がお守り下さるのである。
・勇気の無い人は、人間的に物を考え過ぎるから良いお陰を頂けないのである。
・神様事を一生懸命していると霊性が向上して、相応した神様にお守り頂ける。そして段々良くなるのである。又誰もようせん様な事をさせて下さるのである。
・信仰に熱心になる程に損をする様な神様ではいかん。力の無い神である。吾々は正しい事をして正しい力のある神様にお守り頂かないといかん。
・人間は神様を忘れるが、神様は人間を忘れられない。
・お世話をして神の道に入れて頂いた人を忘れてはいけない。
・霊界では皮を被っていないから、中身がすぐに現れている。現世でも信仰を一生懸命していると、かなり人を知ることが出来るので、人生生活の上に大変結構である。
・良い事をしても、説明すると徳が消えるので、御神徳については、蔭で徳を積まなければならん。
・良いお陰を頂くには、損することをいとうてはならぬ。
・出来るだけ人のお世話をしていると、時期が来ると、段々よくなるのである。
・神様に対してお供えされた事に対して、人間がお礼を言うとお徳をその人に頂けないから、あまりお礼を言わん様にしている。そうしていると、その人は本当のお陰を頂ける様になるのである。
・直接お礼の言葉を聞かないと満足しない様では信仰は浅い。相手の目を見ただけで、気持ちが通う様にならんといかん。
・お祈りは信念を深める事であるから、自分の行く処には必ず神様がいらっしゃると思い、グッと恐い程の祈りをしなければならぬ。