神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 80

・親を心で恨んで、自分を貧乏の家庭に生んだ事を不足に言って見たりして、まことに親不幸であっても、親の年頃になってはじめて、親の大恩をしるのである。

・商売を都合よくやって金でも多く儲けていたなら私は、おそらく信仰してなかったと思う。自分の力つきた時、はじめて人間は神を祈るものである。

・自分に因縁の神が居られて、良いも悪いも皆、あやつられて居るものである。神との因縁の深い人は、自分も知らない間にあやつられて、出来ない事でもさせて信じさす様に、仕向られているのである。

・苦労をさしぬく神様は、強い神様であるから、教団でも開かせられる人は、散々苦しみを与えられて、試練の連続の様なことをさせられ、どんな事でも忍耐して良いことをし、人のようせん事をする。強い人間をお作りになる。要はこちらの思う様にならない。ここに神様の言うに言えん神のお仕組みがあるのである。特に使命のある人程、苦労させられ、神のお守りは全て吾がままが出来ず、つらいものであるが、辛抱しなければならぬ。

・結婚問題については、自分や家庭が良く相談して決める事。神様に祈り信仰を励んでいれば良くなって行くものである。

・神様が好いて下さると人生はより良く通れる。神様に疎んじられたらいかん。

・人間が神様嫌いではいかん。自分の我だけでやってる間は、それだけである。

・神様に左右してもうらおうと思うならば神心を勉強して、清らかな心になっていないといかん。

・人間は上も下もない。唯念力の強い人は、人より良く導くことが出来る。

・一家は奥さんがだらし無いといかん。婦人は良い事に励むと一家は良くなり、地方も良くなり、国家も良くなるのである。

・うわづいて調子にのりすぎたりしていると困る事が出て来るから、節約をして、無駄使いせず、困難に耐えられる常の準備が大切である。何よりも信仰を励み、心の持ち方を替えておかんいかん。

・せいぜい自分の家庭がくずれん様にまもらなければならん。無理して儲かる時と、儲からん時があるから、無理をしていると非常時になった時に、一番先にお手上げになってします。

・人頼りせず、御先祖様を大事にして霊界よりの御加護を得なければ上手く行かない。