神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 65

・誠の道を行じて三年から四年には、そろそろ良い結果が出てくる。

・何も大した御用をせよと言わぬ。心の持ち方を七分気を付けて頂かんといかんのである。

・教えは世の中にほうきではく程ある。だから余程、吟味しないと、金を取られてしまうのである。信仰は自由であるが、同じ信仰でも尊い神の道を求めねばならぬ。

・日本の教えは書物ではなく、口伝えにより伝えられ、代々の親より血の中に伝えられている。良い考えを出そうと思えば、清らかな心にならねば、腹から善い言葉が出てこないのである。

・贅沢は何時までも続くものではない。早く本当のものをつかまえなければならぬ。

・自由とは神様の道を、自由に勉強せよと言うことである。決して我儘せよと言っていない。

・成功すると親の恩を忘れるがこれはいかん。社会の恩(神の恩)を忘れない様に、神の道を取り次いで下さった人の恩を忘れないこと。

・知らずに良いことが出来たと言う様にならんといかん。

・不足を言う事は、内面向上の為に一番悪い。

・悪い事はすぐに出来るが、良いことは中々出来ない。それは悪い事が多く腹に入っているからである。社会の為とか人の為にならない事はしたらいかん。人間を改心さすには悪もないと改心出来ないから、悪も又善であると言える。

・師の恩、親の恩、社会の恩がないと、人と人との雰囲気を良くすることは出来ない。心から相手をいたわる心が通じるのである。まごごろは人の心にも浸み又、物にも浸み込む作用がある。

・清め祓いと感謝の心が人間の心を綺麗にする。祓いをしなければ、綺麗にならぬ。