神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 56

・神様は人間をよくしてやりたい一点張りで、おこられるから、人間が怒るのとはわけが違うのである。おこられてもなれてしまってはいかん。怒られたら努力して褒められる様にならなければならぬ。

・咄嗟に神意のくみ取れる人間にならなければいかん。話でもその場で適切な話が出来る様にならなければいかん。

・現世は人に言われないで、自分でやって、自分で改心する処である。

・天のいましめは、えてして遊んで、ごちそうを食べている人に来るものである。雷は天の火あぶりを言って恐ろしいのである。

・神様のお徳は身を以って示す様にならないといかん。講師も他所へ行った場合は謹しまなければ恥をかくにである。お道をのべ伝える人には減食法をけいこして置かないと恥をかく。

・悟った顔をしなくても、ありのままで、神の道を守る人が尊いのである。

・御神業は言われたからやると言う様ではいかん、積極的に良い事は立場があろうとなかろうと、勇気をもってやらなければならぬ。

・人を救うには、自分がまず清まらなければ人は救えん。病気のお取次ぎでもそうである。

・自分の心が水晶の様にならなければ、人の救済は出来ん。自分の心を清めて、神のお力添えを頂き、人のお取次ぎをすればよい。人を救うには常識外れがないと人は救えんのである。人にお話をするときには常識がないといかんが、いよいよ人の窮地を救おうと思えば常識はづれの勇気が必要である。常識はづれでないと水晶になりにくいし、神のお力も頂けぬのである。

・この度の教えは、難しいとか、厳しいとか言うのは、我が儘が出来ないと言う事である。どんなに悪い事が起きても忍耐出来る人が必要である。一生の内にどれだけ本当の事が出来るかを、神は見て居られる。

・どんなにつらくても、無茶をやったらいかん。つらい事でも辛抱しぬくと又道が開けて来るのである。これは神のお試しであると思えばよい。

・国や人種によって霊性の上下はある。日本人は霊性が高いから、教祖等でも世界で一番多い。

・心が単純にならんといかん。外の本を勉強しすぎる為、複雑になり過ぎてしまっている。