神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 38

丹波大本教があり丹羽市に天理教ができたのは、両方力を合わせ国土の神の御教えを、教えようと言う謎で、丹波は一つになると言う事であったが神意を曲げてしまった為うまく行かなかったのである。だから今度だけは、御神意に背いて迄、ことしろ舎をやって行くつもりはない。神意にそむく位なら、私一人になって、一から出直す覚悟であるから、皆さんもそのつもりで、今から覚悟を決めて置いてもらいたい。そして尊いお道を命がけで守りぬけば、ここから天に向いて太い火柱が立つのである。

・私は良い事は良い、悪い事は悪いと言う。決して歯に絹を着せない。

・上から命令して統一しようとか、物や金や権力で縛り付けて言うことを聞かすやり方御神意に添わないから、おのおのの個性を発揮して、それぞれの分限に応じた御用をすることが一番結構なのである。

・今までの教団は、せっぱつまった様になると大抵は御神意に背き、人間のやり方に迎合してしまった為、うまく行かなかったのである。

・命がけで、人の良くなる様誠をつくしている位でないと、中々神様のお目にとまることは出来ない。

・命をとられても、御神意に背くことは出来ないのである。

・する、しない、はその人の自由だから、あまりやかましく言うわけにはいかぬ。

・人間は二重人格を持っているから、一杯くわされることがある。

・人間は出来るだけ表裏なしにしなければならぬ。神の前だけつくろって、外であはでたらめではいかんから、出来るだけ人を立てて、人の言う通りになって、よく観察して居ればよい。

・信仰者の人気取りの、役者構えのやり方は駄目である。

・『凡庸の道』は、御神意である。

・人に尽くすのではなく、先ず神様とお道の為に尽くさねばならぬ。

・いくら自分に都合の悪い事でも、恥をかく事であろうとも、すぐに改心して御神意に添う様直ちに改なければ、道が汚れてしまうのである。

・人に厳しくしなくともよいのである。自分に厳しく、常に改心を怠っていてはならぬ。自分が改心せずして、人を改心されることは出来ぬ。