神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 47

・段々立派な働きが出来る様になれば、一人に千人ついて来れば、教団を作らなくても、教団よりも良い働きが出来るであるから、吾々はその責任を自覚して、一生懸命、信仰に導かねければならんのである。

・ここでは人間にものを教えると言う事は言わんのである。持って生まれたものを引き出すのである。引き出しの上手な人が良い。霊界では詰込みではなく、引き出し教育である。良い事をする様に種をまいてやって、引き出しする事を考えなければならぬ。

・人間は総て、良い悪いの判断力は皆天より与えられているのである。

・人それぞれの考えていること、やりたいと思っていること、皆違うのであるから、これからの教育方針は段々変わって来る。

・人の下にならん人は、なんぼ尊い事を説いても神の道は解らん。

・人をほめて改心させねがならぬ。人をほめようと思えば、自分が下座せんとほめられんのである。

・神の先達者(大谷司完師の事)は自身徹底下座するが、思い上がった事をしていると、神様が承知されないのである。神様があの者と遠慮させよと言われれば、十年は駄目である。私としてはどんなことでもほめてかかるから、ほめられて高上がりする様では駄目である。

・遠い昔からの神様のお心が通らん様になって、世の中が無茶苦茶になったのであるが、今度の御神書は違うのである。

・誠の心を押し通す人がでなかったら、これからの神の道では駄目である。

・吾々は、ちょっとやそっと物が解っても、思い上がっていると、天の声が恐ろしいのである。

・何か聞いたら天の声として自分を改めなければならぬ。

・同じ神でも誠の神と、普通の神があるが、今度は誠の神が世を救うのである。

・吾れ良しで通ったのは今迄で、これからはそうはいかんのである。

・何党が良い悪い言わない。国全体が良くなる様な政治でもないと駄目である。

・私達の尊崇している神様は、国全体を守って下さる神様である。これからは神様を中心とした教えによって、世の中が治められる様になってくるのである。

・神は人間の心の奥を見て居られるのである。

・人間も早く神心にならなければならぬ。

・神心は今の時節で一番大切である。神心が世を救うのである。

・今迄世に出て居た神は弱肉強食の神である。勝手気ままなやり方で世の中を潰してしまったのである。神が戦争したり、人を征伐することはないのである。どんな場合も相手を力で征伐するのは誠の神ではないのである。