神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 43

・人があの人は油断出来ない人だと言う様になったら物事がやりにくくてしょうがないから、人から少し甘く見られる方がよいのである。

・時が来ると、御神業を補佐される立派な人が十二人出て来れれる。日本から七人、外国から五人である。日本では七福人の楽遊びと言って、どの教団から、どう言うお方が出て来られるか解らんが、時が来るとひょこんと、現れなさるから、そういう人はすぐに解るのである。

・人間のやりたい事を半ちやらけして改心させよううと思っても改心せないのである。人間のしたい様に神様はさせてござるのであるから、政治でも本当に良い政治が出来る様になる迄には色々の事が起こるのである。

・自分の茶碗に盛ったご飯でも、人に食べさせる様には中々なりにくいのである。

・立派な教祖でも盛り立ててお世話する人がなかったら、その教団は潰れる。

・私は善人だ、私は悪い事をしていないから、神様が守って下さる、と思わない様にしないと物は間違うのである。

・神様の本当の神になり切った神様を伊都能売神と言って、御聖霊の神とも言う。

天理教祖の子で、こかん様と言ってお嬢さんが大変霊的に立派な人であったが、現世的にはやっかい者の様な扱い方をされていた。

・人間の力でどうでもごまかしの付くのは、この世だけである。霊界では少しもごまかしはきかない。

・正しい信仰は表面だけではわからぬ。表面はさほどでもなくても、立派な行いをする人は霊界では立派である。

・我を成るべく腹のどん底の修めて、常に柔和にして居ればよい。最後の土壇場で、我を出さなければ人も救えず、又自分も救う事は出来ぬ。

・人間の癖なども使い方により、神の名を世に出す事が出来ぬのである。

・金も使い方を知らない者には入って来ないのである。

・ものが解った様な顔をして人前で良い事を言うが、腹の底から解って居ないのである。

・子供は信仰を知らなかっても、親が信仰して居たら子供は信仰の真似をしていたらよい。そして親を安心させるのである。そのうちに段々と立派になればよいのである。

・亭主は妻を教育するだけの能力が必要である。