神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 83

・自分で解らん霊的の事であるから、なるべく正しい修業道を志して、常識的な信仰をして居らねばならぬ。

・信仰が良いとか悪いとかで恐れることはいらん。又理屈を知ったから救うとか。神様を好きになって何かの時に神様と言える様になっていたらよい。

・親は生きていても死んでいても大切にせんといかん。自分の心の中に親がいつもあると、霊界に行ってもすぐに親に会える。又親を忘れたからとて悪いとは言えない。そう云う人は何かの時に親を思い出していると、懐かしくて仕様のない様な事が起きて来る。

・現世に於いて気まづい事をしない様にしないと、霊界へ行ってから、その気まづい事をした人に会わねばならん事になる。

・信仰は自分が神の教えを守り、どう世の中に処して行くのかが大切である。

・金を持たなくても、神様はいくらでも喜ばせて下さる。人は金に使われたらいかん。金は神様事をする為の現世での弁法である。

・人間の運命と言うものは知らす為に、その人に祈らせて、影より本人の力添えをし、私の目に見えん徳を与えるのである。そして、いかにその人が祈った為に答えの出た様に影から計らうのである。そして次々と段々に、その人の祈りが強くなる様に育てるのが私の役目である。以上の様に信仰の有り難さを知らさん事には、その人の信仰が立派にならんのである。

・人の為に祈ってもそれを相手に知らさん様にし、その人の祈りによって神様のお計らいを受けた事を教え、その人が自信を持って、他人の為に祈りの出来る様育てて行くのである。

・たとえ人からペテンにかけられても、こちらは相手をせめず、泣き寝入りしておくと、やがて時期が来て、相手を改心さす様なことが起こって来るのである。だから流れ来ることは、それをこばまず受けておけば、神様はそれを見て居られて、良いお計らいを下されるのである。こう言う事は他から見て、一見弱い様に見えるが、実は神様が居られ、信仰があり初めて信じて言えることなのである。