・若き時は好き勝手が出来たが、年が寄ると出来なくなるのは、天の差配により、人間を立派にして下さる時節が廻って来てるのである。
・正しい神は、金を出せとは言われんが、金を上手に使えと言われる。同じ金を使うにも粕の残る様な金を使ってはいかんのである。
・寄付金も出所のわからん金は受け取られんのと同じで、神様へ御玉串も人間がお取次ぎするのであるから、人に迷惑を掛けない為にも、名前を書くのが常識である。
・人間は肉体を養ねばならぬから、適当に肉体も喜ばして置く方が長生きするコツである。
・霊界では人間が好きでやった世界が皆あるのである。
・現世の信仰者の中には偽善者が多いのである。上手にごまかすし、ごまかしても平気でいるのである。
・正直者は融通がきかんから、これも使い物にならんから、中道を通らんといかん。
・御本霊の神に逃げられん様にななければいかん。
・此の世をお救いになる、人間を立派にして下さる神様は、あまり一家などの祀るのは、少し良すぎるのである。将来は県算位に一ヶ所位お祀りし、そこで日本人としての道行きを教えて下さる場所も出来てくるのである。
・今では一般大衆の機嫌取りの様な政策をやっているが、これから先は神様事でやらんと、どうしても上手に行かん、宗教もこれから、その教え程度によって価値が定まって来るのである。
・これからは、人間の心とか魂を立派にすることを主眼とした教えが、重くもちいられて来るのである。
・人間もこれからは、清らかで正しい教えを、自由に選べる様になって来る。
・これからは、一人ぽっちにならないで、信仰の仲間同志で、勉強し合わなければならぬ。
・魂を救われると心にこだわりがなくなり、なんや楽になり、非常に心が開放された様に気持ちがよくなるのである。これは執らわれがなくなったからである。