神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 40

・勝手に自分の御都合主義の絵を書いて見ても神様の信用を落とすだけである。神様にお任せした様な気持ちになって努力して居れば、此の世に住んでいる人間を神はそまつになさらないのである。

・人間は先の心配を無茶苦茶にするよりも、思い切りのよい人間になる様、神様に祈りぬくのである。こう言う点を私達は生きている内から少しずつ稽古するのである。物に思い切りの悪い人間には一生苦しみがついて廻るのである。あってもないと思うのである。そして裸になっても平気でいられる人間になれば、神はその者の内面を見届けられ、決して悪い様にはなさらんのである。

・お互いに厳しい信仰であるが、人にはあまり厳しくない事、我が子であっても、あまりきびしくしてはいかん。

・神様の思惑に反したら、二度と此の世に生まれられん様にされてしまわれる。自分の勝手気儘を言っていては駄目である。もっと本気の修行をしなければならぬ。

・人間が神様を相手にしませんと、人様も又相手にしてくれんのである。すべて自分の心通りである。

・人生の一切は、全て神の手の内と言う事を早く悟らねばならぬ。

・神様を一生懸命やっていると、人の信頼が違うのである。

・こちらは宣伝に費用を使わない。

・ものを指導する人は、物事を大めに見なければならぬ。人間は肉体心に執れ、中々癖は直らない。

ユダヤの十二の種族があったが、長男はどこへ行ったか解らなかった。未だに長男の霊統がわからない。

・日本人は団結すると、すごく強くなる

・これはユダヤ人によく似ているのである。どんなことをやらしても頭が良い。

・日本にイナリおろしが多いのは、下級であるが、霊に通じる性能をもっているのである。

・日本人の性能は、ものを考える事が強いのである。

・教育が頭に入っていると神がお使いにならぬ。無学でも神様になる人もある。

・習った事しか出来ないのが学問である。習わなくても神に使ってもらえれば、どんな事でも出来るのである。

・今は神様が人間をよりすぐって居られるのである。

・言うてることは立派でも、智慧の深い神と、非常に行動力のある神とあり色々であるが、この世を造り給うた神様は御一柱であり、この神のご意向を聞く人は、そうざらに居られない。

・人から嫌われる人も、又人から親しまれる人も皆、此の世を造った神の御意向によって国土神が御さいはいされているのである。

・神の思惑が人間に伝わることを内流と言う。神はこの内流を受けられる人材を通じ、時代相応の神意をおもらしになるのであるから、時代にそぐわん教えは、宗教の価値を失うのである。

・人間の自由を束縛する宗教はいやだと言うし、又自分の理想をかなえて下さる神様が良いと今の人間は言うから、その様な理想的な教えは外にないのである。