神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完 伝 ー夢解きー

夢は霊学的に言うと守護神からのメッセージです。

しかし、信仰心がなく、神様からのお知恵(神智)を頂いていないとナカナカ解けるものではないのです。

又この夢解きは世間一般にだされてる、易者や心理学等のものや占いまがいのものではないのです。

神智を頂いている人が、そのメッセージに少し手を加えてあげるとスラスラと簡単に解けて、神様の意志を上手に受け止めることが出来ます。

霊なる隠身が、その人の人生をよく熟知していて、色々と助言していることを解いてあげることで、夢は霊覚の始まりと言われるのも信仰的根拠があるからなのです。

正神界の神々は夢をもって指導されると言う事が常なのです。

夢は「幽冥界」に言霊上でも通ずるものであり、特に相応の理を解する力を持った人には、より深い神意を読み取り伝えることが出来るのです。

天使達は皆この相応の理で話をしていると言われているからなのです。

夢には「神夢」「霊夢」「体夢」があります。それを読み取る力(雑務というものと選別する)が要るのです。

夢はその人を守護指導している霊人の助言ですから、精神的に困り悩んでいる時によく見るものです。従ってうかつに他人に言えるものではありません。信用性が高く秘密を守れる人でないと夢と言えどもうかつに語れない、と言う事を古人も書物に残しています。

司完師は、夢を上手に解かれたので信仰者仲間からは「夢解きの大谷さん」と言われるぐらい人気があったのでした。この夢を真剣に解いて上げるだけでも大変つかれるので、神様は「夢解きは一日三件とし、多くとも五件迄で止めておく様に」と制限されていました。

それは将来の司完師のイメージがくずされてしまうからなので、占い師の様に扱われてしまうからなのでした。