神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完 伝 ー宗教大博覧会ー

昭和5年3月15日〜5月6日まで、京都市内の仏教施設を中心として宗教博覧会が開催されました。

宗教博覧会の開催に、大本教団が参加することになり、その教団ブース出展の責任者として景介が選ばれました。

開会の日程がせまって来ているのに大本教ブースの設定が遅れているのです。

それは工事担当の大工や、工事人が次々と会場内での工事でケガに遭っている為に遅れていたのでした。

景介は、原因について霊的調査をして見ますと、近くのブースを設計工事している本願寺の坊主に従い仕える狐の霊が、邪魔をし事故を起こしていたのが見えました。

景介は、白扇でその狐の霊の眉間を打つと狐の霊の額が割れて出血したのです。

大本の現場の工事人達に「これからは邪魔をされる事は無いでしょう」と話していたのですが、近日に本願寺ブースの責任者だった坊さんが工事の脚立の上から足を踏み外して、額を割って出血したらしいのでした。

霊物と人間との関係には、この様な事が相関して起こるものであります。