神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完 伝 ー霊界日記ー

神様は霊界で見せられた事、神様から直接受けられた神論、霊界の学校で習う事、神様からの霊的使命を持たされてその使命を遂行させられたこと等、一ツ一ツ漏らさず記録しておく様に任務をかせられていたのです。これを怠っていると厳しく叱られたのでした。

霊界日記の資料は大学ノート15冊分とメモ帳状のものが約20冊あったそうです。要点のみを簡単に記録する様にされていて、大切な秘義にかんすることについては、相応の理(神界共通の意思伝達法)により書かれていて、秘密護持が図られていたのでした。

最も大切な事は精霊に伝えられているので、当時の霊界の見聞はどのようなものであったのか、記憶を再現したいと思われたら神様にお祈りし、その時のヒントに基づき再現される様意思を集中させると、映画の一コマを見るがごとく再現されて来て、文章を作成されていたのでした。

この霊界日記の重要性を知っていた友人の出口日出麿氏は、これをなんとか見たいと司完師の留守をねらって家に上がり、探したが発見されなかったそうでした。

家を出掛けられる時(出張時等)は日記を持って出て居られたのでした。

地方での講話等で霊界に関する質問を受けられた時には、その霊界日記を鞄から出されて答えて居られたと言う事も伝えられています。

まことのお道の伝達を言う事には、間違った事は言ってはいけないので、司完師の生真面目な性格もともなって当時のお道の伝達がどの様にされていたのかが想像されるのです。