神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完 伝 ー教団での修業ー

神様のお加護のもと霊界での修業を重ねている時、一人の日本人の先輩と霊界で出会われ、色々と親切にされたり助言をして下さる方がありました。お名前をお聞きすると「私は山口と言う者です」と答えられるのでした。実はこの方も瑞霊抻からの関接内流を受けられて修業されている方でありました。

ある時、「大正日日新聞」を見てみると、この方の写真が大きく載っていました。出口王仁三郎と言う方でしたが司完師には「山口」と語って居らてたのでした。その方は下座されて「出口」の出の山を一ツ取られて居られたのでした。

出口聖師と教団人から崇められる方は、早い時点から霊的に司完師の存在を知られていたのでした。

出口聖師との出会いは霊界と言う、異次元の世界にてすでに出会われていたのでした。

この方は日本の国にはなくてはならない大神人であったと語られていました。

当時の教団では、神霊の実在の為には、その認識を高めるために、鎮魂法(神憑りの方法)を実習されていました。

主に古神道で使われるもので、まず本人がシッカリした信仰観を持っていないと邪神、邪霊にやられてしまいます。

それを神判する指導者も霊的なものでないと対応できない。霊的知識をそなえていないで神判を間違うと、邪霊に振り回される羽目になってしまいます。

この教団は途中から、鎮魂法は禁止されることになるのです。

司完師は、この道を開かれる最初から、神憑りによる霊通の方法は採用されませんでした。

あくまでも日常生活の中から、正しい道を理解して「正法に不思議なし」で常識的に勧められる修業をされているのです。