神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完 伝 ー2度目からの霊界見聞ー

2度目に呼び出された時は、すでに神人のお住まいの垣根の側に立っていました。門戸を開けて家の中に入ると、神人は座敷机に座っておられ、前に座る様に申されて、神人からの直接の教育が始められるのでした。

最も大切なこととされるのは、媒介する天使や天人からの仲介による間接指導ではなく、神人(瑞霊神)から精霊に対して直接指導及び育成、道の継承をされたと言うことなのです。

この様な伝承は過去数千年の歴史の中にも、見られない事なのです。

ここに司完師の伝えられしお道の特性があるのです。(これを直接内流と云う)

それ迄の道開きと言うものの全てが、神懸かりや中間に媒介する天使に媒介する天使よりの間接的な中継ぎによるもので、真実性に欠けるものがありました。

『天使の声』には「それより私は、就寝中に時々神人のお側へ精霊として引き寄せられることになりました。

永い間、見聞した事や教えられた事を記録(要点のみ)に止めていたのです。

この修行道を称して、見真実行と言うのである。

人知れず過去36年間の修行を神界より命ぜられて居たのであった。

この間信仰的にも又生活面にも幾多の試練や変還苦悩も多かりしが、陰より尊き神の御加護があったればこそと、ひたすら感謝しおる次第である」と御神徳による啓示そのものであったことを語られているのです。