神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

密教 惟神の道(癖)

まず依存癖からの決別である。これを救われたと言う。ものごとや形式に囚われることを依存と言う。物だより、人だよりをするなと神様は申されます。

親依存、親戚依存、兄弟依存、友達依存、異性への依存、会社依存、組織依存、金への依存、権力への依存、名誉への依存、性への依存、医者や医学への依存、薬依存、薬物への依存、、人はそれぞれ何かに依存している。その為に、中々、強い信念力が養われないのだ。そう言ったもの達から解脱することが身魂磨きの基本となっている。

「一切のものごとから執れない様にする」のが信仰の秘訣である。

しかし、好きな事は神に止められん処から信仰が大切なのである。神様のお力にすがりて、助けてもらうより仕方がないのです。

それは、その癖は永年にかけてその人が作ってきたものだから、自分の一力では中々止められんからなのです。

癖の始まりは、その事に「関心」を持つことである。言うなれば、何とかそのことに興味を持つことである。

そして行動に出て、何度も同じ事を繰り返して行うことである。そしていつしかその事に執れてしまい、その事の奴隷になってしまうのである。

この頃には、その事に就いての霊界の精霊に支配をされて、自分では脱出する事の出来ない精神状態となってしまっているのである。

これを執着の状態と言う。神様のご神助を得ないと助からんと言うのは、これを言うのである。