単体の水（自分）も、目的たる、大意なる心「神心」に大和す。この目的を大伊都能売心と言う事になる。
厳（いづ）の霊系の神々･･･厳の御霊の神（天の神）
瑞（みづ）の霊系の神々･･･瑞の御霊の神（地の神）
（三女神）
竹生島（ちくぶじま）の神様とは、瑞霊三女神の事を言う。この三女神とは、市杵嶋姫命、多紀理比売命、多岐津姫命の御事を言う。この神は三神にして一神、一神にして三神の内用を持たれている。
神社の祭神としては、広島県佐伯郡宮島町に鎮座される厳島神社（いつくしまじんじゃ）の祭神、又、九州宗像市に座す宗像大社の御祭主、同じ三女神が宗像三神として祭られている。
瑞霊三女神の神様とは、素盞嗚男之大神様の御本霊の神様の事である。
天の安川の「ウケヒ」の神事で、現れ給うた神のことである。この「ウケヒ」の神事に依り、天照大神様の御鏡から五男神が現れ給うた。
この事は、天照大神の御本霊、御本心は巌の御霊の神、即ち男神様であったと言う証であった。この神は、滋賀県の三上山に鎮り給う処である。
又、素盞嗚男之大神様の御剣より、三女神が現れ給うたのは、この神の御本霊、御本心は瑞御霊の神、即ち女神様であったと言うことを示されている。そして、この神様が、竹生島に鎮り給うのである。
この竹生島の歴史には、都久生島神社（祭神、浅井姫命）と西国観音霊所、宗巌寺と弁才天の御堂が立っているだけで、三女神のことは伝えられていない。
このことを知られるのは霊界を見聞された方のみが初めて伝えられる事なのである。従ってこの神より忠告を受けた事のある者は「日本刀」を参じて、参拝しお許しを得ることになっている。
