神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

密教 惟神の道(今必要なこと)

「今この国に必要なこと」とは・・・

親が子供を殺し、子が自分の産みの親を殺す、他人に高額の保険をかけ、その人を殺して利益を得るとか、同僚の悪口を上司につげて、それが組織内で良い立場を得るとか、中学生の援助交際や薬物使用、政治不安や公務員の汚職、どれから見ても日本人の理性の低下を考えるに心ある多くの人々は、日本人の教育の低下を何とかしなければの声がさけばれるのです。

思うに、日本がポツダム宣言を受諾して、無条件降伏をした時点で、第二次世界大戦は終了し、戦前、戦中の軍国主義教育を受けて来た人達は、軍かマスコミが発表していた勇ましい報告等に自分たちはだまされていた、と知った日本人は、不思議な解放感を味わったのでした。その間隙をぬう様にして戦勝国に依って作られた戦後の教育は、良くない考え方の是正の為の教育(軍国主義の撤廃を計ること)は良かったのですが、本来伝統的に培われて来た尊い日本人の精神迄失ってしまったので、霊的にもはたまた思想的にも、収束の採れない結果を招いた結果が社会の現状であると考えられるのです。

識者は、これは日本の教育に問題があり、日本人としての正しい人間性を取り返さなければ、この社会問題は解決出来ないと、声を大にして叫ばれる時代になって来ているのです。

それには、今こそ日本人は教育勅語を見直すべきである、と言われる様になって来たのです。

この事に就いては、日本の縄文時代からこの国土を見守られて来た国土神は、教育勅語の精神がその立て直しのキーポイントになると申されていて、ご神業と社会の動きは、正に同調するがごとくに進められている、と早くから伺っているのです。

この様に、世の中が悪の世に落ちてしまう事を仏説では、末法と言ってキリスト教では世の終末と説いています。仏説では「法滅尽経」に説き、ミロクの下生を伝えている。又、マタイ伝第24章の19・20・21には、世の終末の時(最後の審判)を説き、この時メシヤの到来を伝えているのです。その時とは、

「月、日は隠れ」

「星は地に落ち」

「闇の世となる」

と伝えられているのです。

月とは宗教のこと、日とは天皇のこと、星とは真理やものの道理のこと、闇の世とは悪の栄える世のことを言う。

 

この神の意気ごみを、真似られるものなら真似てみよ、との感性が流れて来る。

他人がなんと思うとも、なんと否定しようとも、批判しようとも、自分は自分の心の世界を伝えて行くぞとの意気・根性がないとこの道は学ばれないのだ。

既存の思想に囚われた人達等は、一切相手としないぞ、の考えが自分を強くする。