神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

密教 惟神の道(密教とは)

 密教とは、私流には、表にだして公には伝えにくい、本当の伝承を意味し、いつの世でもその時代を上手に生き抜くと共に、本当に言いたかったことを別の方法・形で伝え遺し行く教えを指します。

 歴史に於ける聖人、賢者、神人と言われる人達に於いても、この種の伝え方が各種伝え残されるのはその為のもので在る。「道に於いて畏(かしこ)し」と言われるのも、これを言う。信仰は「神心の体得し在る」と言うのは、真神、伊都能売神(いずのめのかみ)の御心の程を感得する為に努力精進する処に在り、これが、この神(真)的、感性が何処に又、何人に伝わっているかと言うことが、「惟神の精神の悟り」の伝える処のものである。「これ」を言う物事に精神を集中し、次第に何とか大切なものを伝え残したいと言うことにある。その為の何等かのヒントを、この書から掴み取って頂ければ、著者の最も幸甚とする処のものなのであります。その為にあらゆる角度から表現感性に訴えるものを書き残しているものなのであるのです。この道の観性と言うものをそれぞれの御霊(精神)に請け継いで頂きたいと思っています。『密教 惟神の道』と題したその裏の真の意味は、「新しい神界と、新しい信仰を持った国家とその住民の為に、国土神がその再建の為に下された神の教え」と言う意味を持っています。