神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完翁 説話 ㉝

・人は良心の叫びに三ヶ月従ったら変わっくてくる。必ず良くなる。

・足元から鳥がたつこともある。然し、魂を宙に飛ばしてはならぬ。

恐怖の為何とかせん事にはあかん等と、慌てて魂を放してしまう。益々心を静め、よく思考し、静慮して、本心の叫びに従い行かねばならぬ。

・人生を深く考える。人は大抵なら、来たまま従うのが惟神なりとパッパッとやる。惟神、惟神と言ってはいるが違う。己に合し、道に照らしてこれは違うとなったら、パンと、人が何と言おうともやらぬ様にして行く。

昔の偉い人は、この魂を鎮めることを懸命になった。ダルマでも生老病死、この事を解らずして人を救うなど出来るものかと、己れの心を練り鍛えた。そうしてから人に道を説いたのである。

・死んだ人は、私は死んでいないとよく思っている。それ程、顕幽は一致である。霊視は一如である。霊界を見ると如何に信仰が尊いものか解る。

・都会を歩くと、黒い台風、強い台風が通るのを感じる。人の家でも、ああこの家に行ったら何となく嫌な気分がしたと思っったら、争った後であったと言うことがある。

・一家にもその家の心が電気となっている。それがついに霊的となり、家の袋戸とか隅に住む様になる。又その家の主人や妻の中に住む。そこで色々の事が起こるのである。こうなると「吾れ悪霊と共に在り」という事になる。なるべくは「吾れ神と共に在り」といきたい。