神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 106

・吾々は疑わない様、真直ぐにやっていると、自分の信念が力強いものとなって、五年ぐらいすると非常に恐ろしい力が出る様になり、どんな事でも真剣にやって居れば、段々に神様がお使い下さる様になり、一派を開ける程に、して下さるのである。

・神様も色々居られるから自分は如何言う神様に因縁があるか、自分で解る様になる。

・段々奥になると、深い事が分かって来て、ある時期が来るとちゃんと神様に使われる様になる。

・人のマネをせず、自分でつらくても、一生懸命やっていると、しまいにはいやでも、一派を開かねばならぬ様になる。

・自分に神様に因縁があるだろうかと心配することはいらん。因縁があればこそここに来ているのであるから、迷わず一生懸命に勉強しなければならない。

・スカッとした人生を送っておかんと、息を引き取る時に、スカッとした霊界には行けない。

・いつも満足して生きている人は、人から見えて気の毒な人であっても、非常に楽に抵抗なく息を引き取る事が出来る。

・その人の人生は息を引き取る時にわかる。

・人生を天に任せ、あまり我を張らず、無理せぬ様に人に無理を押し付けず、自然に生きている人は、心にこだわりがないので、すっと死ねることが出来幸せである。

・人生とはなるに任せておけば良い。自分の我で造り上げたものは、人に無理を押し付けるのでいかん。自分を早く良くしようと思わず、天に任すと、存外気が楽になり何事でも喜べる様になるのである。

・人の目にはほとんどみじめに映っていても、その人の心が穏やかで、人を許し神に感謝出来る人は、心の世界で既に天界に行けているので、死後は願わずとも良い処に住まわせて頂けるのである。

・人間が息を引き取る五分間前からが、人生の正念場である。人に意地を持っていると息が楽に引き取れないから、生きている内に、人の悪い事、良い事は忘れて置いた方が返って良い処へ行けるのである。

・現世のことは皆忘れていないと、霊界へ楽に行けない。かと言って現世で全部欲放れしてしまうと生きている間が苦しいから、そこはよく考えて程々にやる事が一番よいのである。