神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集  46

・現世で無理を通して勝手見ても得にはならぬ。心の世界では負けである。

・人の頭を押さえて従わすやり方は、人間の自由を奪うやり方であるから駄目である。後の罪ほろぼしをいくらやっても見た処で駄目である。

・出来れば愛の徳をやれるだけやって置かなければならぬ。

・信仰者でも人に意地の悪い事をやって置いては、何時何処でも仇をうたれるか解らんのである。だから吾が子になって仇討ちをしに生まれてきている者もいるのである。

・人と人との関係をうまく神様の教え通りに行わなければならぬ。

・昔はちょっと位横着しても人間が穏やかであったから十年位はどうもなかったのであるが、今はすぐさま裁かれてしまうのである。

・人の心をいじめる事が一番悪いのである。

・吾々は求められなくとも、善い事が起こる様な種まきをしなくてはならない。

・要は人間の心をさいなむ様な事は絶対してはならない。

・国の神の御心にかなわないものは、皆あかんのである。

・人を救うには、己を犠牲にしなければ中々よい結果はないのである。

・人助けの為に自分を亡くしていかん。自分も困らん様にしなければならぬ。

・人様も良し、自分もまもらねばならない。

・幸せは自分でつくり、お詫びはこっそり神様にするのがよい。

・人頼りをせぬ様に神様を祈りながら物事をすること。苦しい事も皆神様の試みであるから、ここと言う処で辛抱しなくてはならぬ。どういう事があっても弱音をはかぬ様に辛抱しぬくことである。

・夜は昼の間のあやまった考えを訂正する時間であるから、寝る事によって嫌な事は取られてしまう様に、神様がして下さっているのであるから夜寝ないのはいけないのである。

・最初は外に神様があって守って下さる様に人間は思っているから、その様に育てて下さっているだけであるが、段々とその人に本霊があること、その本霊に守られなかったら人生の目的が果たせない事を知らねばならんのであるが、これが中々わからんのである。やはり外の神様が守って下さると思った方が安心出来るように思うのである。大神様は早く本霊を共なる働きの出来る人をお待ちになって坐すのである。