・御馳走を振る舞って人を喜ばすやり方は駄目で、むしろ人に憎まれても、その人の悪い癖を言ってあげて、改心させるのでなかったら、上のお役は勤まらない。
・人間の本霊に意見して改心させたり、命令する神様は、そうざらには居られない。天命を受けられた、事代主之命様だけである。
・誠は世を救い、人を救う。
・誠さえあれば、運命も宿命もない。
・誠は神の働きである。
・誠は敵を作らず、味方を作る。
・誠とは、執着のない、自我心のない事を言う。
・誠とは私心を放れ、野心を持たない事を言う。
・神様を知らぬ一家は、三代続かない。
・自分自身、開拓精神がなくてはならぬ。
・苦労の中に喜びを希望がなくてはならぬ。
・誠は神様一本でやるから強いのである。
・神様は人物の養成に重点を置かれ、誠の人を中心にして、世の中に天国を造らしめ、それぞれの人に希望にもえた人生を造らす事が目的である。
・求道者は与えられた場面で、真剣に働き、野望を持たない様にして、喜んで働いていると、神様が見られて、必要に応じて段々良くして下さるのである。
・どんな絵でも書ける宝は、誠である。
・老境に入る程、歯に絹を着せない言葉が出る。
・人間的巧者では、世間的事物に囚われ過ぎたり、やりぞこないが多いのである。
・人間は自分で万全と思っている内は、人から注意をされると、腹を立てるのである。
・暫くの天国ではいかん、信仰に基づく永遠の天国でなければならぬ。
・万人からえらばれて代議士になったならば、それらしい働きをしなければならぬ。
・自責の念にたえられない人間にならないといかん。
・邪霊の言う事を聞いて居ては、此の世に生まれたかいがないのである。
・相当の勇気がないと善いことは出来ない。
・神様の教育は、人間心に苦しい事であるが、苦しい事を嫌って居る様では、人間は進歩しない。
・神様は我が身を殺して、人の事ばかりを考えて居なさるのである。
・なんでも出すべき時に出して置くと病気にならない。
・人間の思惑通りやった事は、必ずどこかでやられているのである。
・影とひなたなく、一生懸命信仰している人は、段々良くなる。
・お互いに立場を思って程々に良いことは、人に分けてやること。
・少々物が解っても、人間知恵では救われないから、神様にお力を頂かねばならぬ。