神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 36

・正しいお道程、人にすすめないのである。

・神様の教えをあまり人にきつく言うと、その人の値打ちが落ちるので、人には穏やかに自分には厳しくしなくてはならぬ。又先生がこう言われた等と、自分の思惑を通す為に先生の御名を出してはいけない。

・人の信頼がないと、良い事を言っても聞いてくれないから、人を立てて人と調和しながら、段々しっかりした事を教えてゆく様にするとよい。

・物事をしれば知る程、あまり語らず、神の御神徳を根幹として、お互いに思い合い、物事を行って居ればよいのである。

・身内でも中々お道を理解して下されないから、これを知って居ないとやられてしまうのである。信仰をしてあまりお人好しになり過ぎて智慧の働きがないとやられてしまう。神様事だと言って善人になり過ぎて、人にかんで振られてはいかん。

・常識のない信仰は迷信になり易い、どはずれをやると一家の悶着が起こるので、生活をうまくして行かないと信仰しながら尻われてしまい、安心感がなくなるので、一家の生活が出来、神様事を出来る様、計らわねば一般大衆はついて来ぬのである。

・神の道も栄え、人も良し吾れも良しと言うやり方でないと、この道は栄えんのである。

・神の道をやる人は、態度や言葉に気をつけて、自ら値打ちを落とさない様心掛くべきである。面子など考えていては、到底下座は出来ないし、人は救えんのである。道の為だと思えば、どんな事でもすると言う覚悟が大切である。

・文化の裏に滅亡あり。

・地獄とか鬼は人間が造ったのである。

・吾々は相手をもっと信頼しなければならぬ。

・決意しなかったら勇気は出て来んのである。必ず救われると言う決意をしたらよい。

・人は誰でも自覚が必要である。

・神様にお願い事すると、その人に適応した智慧を愛をお与え下さるのである。

・陽気暮らしとは神に面した生活をすることを言う。神とは光とか熱とか日に通じる。

・自分の住んでいる処を天国にするのが一番良いのである。