・神の国建設運動は、国民大衆が行うのであって、一人が大将を取って、思うがままに勝手にすることではない。
・神様は何ぼ色々お願いして見ても、姿も見えねば声も聞こえんので、頼りないものの様であるが、これは見て居られんのではなく、その様にして、人間が頼りないものをどこ迄、信じきるか、と言う事をお試しになって居られるのである。
・神様は人間の独立心を起さす為、頼りない様にわざとされているのであるから、神様の御教えを守り一生懸命やっていると、何時の間にか成らん事でも成ってくるのである。
・金を山程貯めてみても、活用しなかったならば、レンガと同様である。
・人間に作った同じ物であっても、片方は人を不幸にし、又片方は、御神体になるようなものもあるのである。
・人は神心を体得して、やってはならん事を事前に悟る様にならねばならぬ。頭を打ってから解る様では、未だ修行不足である。
・心の貧しい人が、金や物の力で一時的に人の上になる事があっても、その立場は暫くより続かないものである。
・誠を神に認めて頂くだけの努力が必要である。
・理屈だけでは神心は解らぬ。天人は理屈は言わず、喜んで居るものである。
・魂を救ってもらう為には、主之大神様にお願いする以外ないのである。
・信仰でも、その他何でも一人一代きりのものである。
・学問は神を抹殺する道具になることがある。
・正しい神の道に抵抗主義はない。
・神力が与えられないと、無抵抗主義になれない。
・神力を与えられるようとするならば、霊の元の神界の教えを受けなければならず、又心身を浄めねければならぬ。
・正しい道行きをしようと思えば、どんな恥ずかしめられても、先ず絶対に腹を立ててはならぬ。
・我悪しをどこ迄心棒するか、と言うことを、神様は見て居られるのである。
・地上の世界をお守りくださる主之大神様は、神素盞嗚男之大神である。又の御名を瑞霊之大神と申し上げる。
・天上界の主神は、天照大神様である。又伊都能売之大神は理想実現の大神様である。