神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完師説話集 14

・自分の身につく、一切のものを神心によって浄化し、良い働きの出来る様にせねばならぬ。

・自分で自分を諦めず、根気よく、生まれ替わってでも立派になって見せると決意すること。

・肉体を神の座にすえる事は出来ないが、誠の信仰をして、魂を向上させ、心を清めることが、信仰の本義である。

・口下手でも、祈る心が強ければ神様に届くのである。

・瑞霊神がお鎮まりになったら、人格的にお鎮まりになったと信ずることである。この信じ方があやふやであると、口であやふやな事を言うのである。

・疑いは、信仰には禁物であるから、一済を清らかに見、心の中に天国を築くこと。

・神が現れた、と言うことは、人の心の中に入って神心を作ることである。

・口と行いを慎んで居れば、失敗することはない。

・吾が心を清め、人に対して妬み心があったり、又遠慮することもいかん、アッサリとした人間となること。

・信仰の極意は、己を知ることである。自分の力量以上の事をしてみても失敗する。

・自分の特技をいかし、自分の満足して働ける仕事を見付け、捨身的に努力した人は、天からのお与えがあるが、物質的とか自分の為にのみ、こだわっているから駄目になるのである。

親鸞の他力信仰は良いが、自分のともなわない他力信仰は駄目である。

・不自由な世の中で、心の働きにより、自由な満足な喜びの心が出た時、その人の天の時が来たと言うのであり、信仰が決定した時である。

・日本人の先祖を学者が調べているが、朝鮮あたりから渡って来た先祖が多いらしい。昔は日本と言う国がなかった為、朝鮮あたりから渡ってきて、農耕して住み着いていた人も大勢いたらしい。又蒙古方面から来ている先祖もあり、天照みたま大神と言うものもあり、伊勢渡合の神と言うものもあるが、皆途中から渡って来た神様で、蘇我中大兄皇子なども朝鮮の出らしい。

・朝鮮に「スサ」と言う処があるが、スサノウの命様も朝鮮の事をほめている事蹟がある。神主の衣装は大抵朝鮮の衣装らしい。昔は大中国は支那大陸を意味し、小中国とは日本を指して言うたものらしい。近江の国など、殆ど朝鮮から来た人が多いらしい。