神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完翁 説話 ㉞

・夫婦が神心になっていると、子供が違ってくる。だから、神業奉仕とは、毎日毎日の事である。何月何日何時に来るとか、神と名のつく人からの仕事が、神業奉仕と受け取っている人は心が狭い。

・今の世、直結して命令させられている事を至誠心でやっている。人が何と言おうと、良心に基づきコツコツやっている事が、本心本当の神業であり、奉仕であり御魂磨きである。何時でも何処でも会社でも同じ事である。至誠心でやっている時、神が守るものである。

・モヤモヤ思い、サラリとしない心持ちが仏教思想というものである。

・ある時霊界に連れて行かれた。野原の様な処である。立て札があり、自分の刀がこの辺りあると書いてある。待合室の様な処があり、その刀が置いてある。

それを差そうとすると「オイオイ、その刀を如何にするのか?」と言う。「私の刀があると表札に書いてあった。探してみると此処にあったから差した。」と答えた。すると「それはあまりにも我儘すぎるぞ。刀を差すのなら差せる様に人格を作れ。それ迄、私が番をしているからその時に取りに来い。」と言う。

これはあかんと思い、少し行くと、兵隊が一人の指導者の命を、その通りに行動している。ハァー、これは命令というものは、あの様に素直に聞いてこそ訓練できるのだ、という事を悟った。

その後、この夢での悟りを心し、よく順序を守って奉仕していた。

すると、四十日目に又、霊界に連れて行かれた。以前と同じ場所で、あの時の人が守っていた。その人が「割に早く取りにきたなぁ」と言う。刀には名前がつけてあった。

それから霊界において刀を貰いたいというので、大意にやっていると、又々、霊界に連れて行かれた。

川の流れをみていると、刀がニューと鼻先に突き出てくる。刀を差していたなと気づく。そして川の流れを見る。

その時ハッと気づいた事は、近頃自分は刀を振り回してこだわっていた事を悟った。