神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

大谷司完翁 説話 ㉔

・天の時、地の利、人の和、これが揃わないと何事も成就しないのは、これ天地の鉄則である。

・人の和。全ては人である。人なしで何事もならん。歴史の明かす処皆、人の和により成る。その人の心を汲み大いにやる。

・神の御心は、永遠を相手にしておられる。人の二代や三代とは関係なしにやっておられる。私も拗ねたらまあ怒るな、頼りにならんと申し上げたら、頼りある処まで、お前がなれと申された、色々時期を示されるが漠然としていて、暗示式で中々その時期をいわはらへん。

・宗教に予言や我田引水はつきものである。

・それぞれのその心性、体性に合うよう、水の流れる様に処せ。

・人をよく見て行くべき。情の人はなかなかいない。己本位にしてくてやっているだけである。

・盲人千人、目明き一人と言う。何故かと言うと、目明き(悟った人)になると、騙しにくいからである。然し神は然うなってくれと言われている。一人一人の天国が出来るからである。

・田吾作を守る神は田吾作自身である。人や物や事や時処位に非ず。

・神より授かりある。愛と智恵の力をもって、徳の種をまく、実りは当たり前である。実りを神徳と言うのである。

・善悪ぐらいは六法全書読んだらわかる。四十、五十になって今更出て来て、随喜の涙こぼしているのは、国民学校出たのやろうかと師は笑ってはる。その様な人にはその様にやっている。そして長い事苦労させてはる。そして何や阿呆くさと悟る。それがお陰や。私も囚われていた。それしちゃいかん、あれしちゃいかん、と言うのは、囚われた人には囚われて言うのである。少々の事は何でもない。全て喋るから何でも壊れるのである。観想でも然りである。