神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

密教 惟神の道(自主・自立)

その神様のルールとして、日本人にはまず自主性、自立性、自発性をそだてないといかんと申され、他に一切依存する事のなき様に訓練を仕向けられるのです。まして、他人の依存から、まず開放されるのですから、宗教に於いても、既存の教団の様に教祖への依存等からも開放され自立した信仰を求める様に仕打ちをされているのです。

頼るのは、生身の眼に見えないが、実在される神のみ頼りにして、単なる人間には頼ってはいけないと申されるのですから、先生とされる人達からも自立して、自己の本霊神を頼りにしての信仰から始められねばなりません。

自主の人生を作り、他に頼らない人生を送ると、力強い人生となります。組織の中では(特に宗教の団体)の中では、幹部の先生を頼ってその人を担ぐ為の、支持の派閥が出来てくるのも、自分の考え方に支持させて、他の指導者に行かない様、信者の取り合い等が発生し易いものですが、これも、神を信じず、人を信じている為に起こるものなのですから、これも他人に依存しているなさけない問題なのですが、神様は「人を頼らず、神を頼るべし」と申されていることを忘れてはならんものなのです。

もし、この様なことが起こっているのなら、それぞれは、よくよく自分の考えを神の教えにより見直さねばなりません。

惟神の道は、神第一主義である事を忘れてはならんのです。他人の意見等にまどわされていたのは、自分の考えを大切にしていないから起こるのです。シッカリとした自分の考え方を持っていない処から発生するのです。

自湧神界のもう一つのポイントとするものは、一切がその人の自己責任の人生であり、信仰であると言う事なのです。