神は実在する

「神は実在する」前田孝師の本のタイトルです。師の想いを発信していきます。

密教 惟神の道(惟神の道③)

惟神の道の大要とは、

「敬神(けいしん)」・・・即ち神(真神)を敬う事。

「崇祖(すうそ)」・・・祖先を敬うこと。

「忠(ちゅう)」・・・国から頂いている、有形・無形の御恩恵に対して、何かで恩返しすること。

「考(こう)」・・・自分の生命を与えて下さった御両親の恩恵に対して、何等かの形で、その人らしく、ご恩返しすること。

 

神様のお働きとは、まず第一に大自然の働き摂理、そのものに感謝し、霊的(即ち心の世界で)その自然の摂理を大切にし、感謝のある生活をしていること・・・これ等のことを一切含めて、敬神、崇祖、忠、考、の四つの大要の含めたものを太古から『惟神の道』と言い伝えられて来た道の事なのです。

神様のお考えから申し上げますと、日本民族は、世界の民族からみられても、一番初めに作られた民族。即ち人間の家族で例えるならば「長男」の民族であると申されていますので、長男は他の兄弟姉妹から考えても、一家、一門としての責任も重く、その為に、神様も厳しく鍛え上げられているので、他の兄弟よりもその鍛え方が厳しいと申されているのです。

宗教の形に於いても、他の民族の思想内容は、キリストや釈迦、孔子孟子老子マホメット等、聖人の教えで成り立っているものではなく、日本の国では、一つの宗教(即ち国教、惟神の道で成り立っている処)となっているものですし、昔の天界は、さしずめ日本教の教祖さんであったのでした。

日本教の教祖は、たえず真実の信仰をしていて、神様(国土神)との霊的交流があって、神の御意志を大衆に伝えられる能力を持っていることなのです。この事は、各教団の教祖クラスの人物にも、同じ事が言えるのです。